第2話

とある日 社会科見学で児童代表挨拶者を決めることになった

6年生は3クラスあるが私のクラス以外では名乗り出るものがいなかった為

保留となり、番が巡ってきた。

では、見学をさせて頂いた後の児童代表‥と先生が発言したところで香田さんじゃない?という空気が立ち込める

思い過ごしであってほしいが2、3人がチラチラとこちらを見てくる

どうやら予感は的中だ 人の心が読み解けるような興奮が少しと

ここで私が立候補することがクラスにとって適切?なんて考えながらいつも通りの答えを出す

すると、とある一人から香田はみんなの嫌な事をやる専門なんだよというような

暴力的な視線が刺さる

私は一体何なのだろう ただ心が開ける友達が欲しい‥そっと心の中で呟いた虚しいその言葉が私の頭の中でこだまして消えた。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

早川利樹 @GyoraGyora

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ