賑やかな妖刀と、まだまだ修行中の剣士がバスラの闇を斬る!

妖刀使いのカルは、剣術修行のため、相棒のタキチと旅に出る。
しかしお金が無くお腹を空いていたカル。そこで、自分の剣の師匠であり伯父であるキユウと再会する。
そのキユウから、「刀絡みの事件」を聞かされたカルは、人助けのため、またお金を稼ぐためにも事件解決に乗り出すが、
その事件は「愛する人を刀で手にかける」というものだった……。

どんな暗い社会の闇があろうと、カルの素朴さと、タキチの軽快な会話が癖になる。
そしてどこかで、やるせない境遇と、割り切れない思い。それでも誰かを求める切ない想いが叫んでいます。