単純なようで複雑な人間ドラマ

王妃でありながら禁断の恋に溺れ、そんな王妃を手に入れた事で王より自分が男として優れているという慢心する男。
そして、そんな二人を見透かしていた、また別の欲を持った別の人々の策により、気づけば狂っていく心。

結局人は、自分の欲に勝てないし、他人のものを奪うとその代償を払わされることになる……そう思い知らされる逸品です。

その他のおすすめレビュー

星来 香文子さんの他のおすすめレビュー753