★
0
概要
"白ノ悪魔"は囁きかける――願わくは、君は何を望む?
磯崎 翔 [イソザキ カケル]
交通事故から2年という年月を経て奇跡的にも目を覚ました翔であったが、そこで知らされたのは恋人の望月 葵 [モチヅキ アオイ]が死んだという事実だった―。
現実を受け入れることが出来ない翔は葵の姿を求めて彷徨い歩くが、最後には事故現場へとやってきて悲痛の叫びを漏らす。
そんな翔に声を掛けてきたのは一人の男性、彼の話で"白ノ悪魔"についての存在を知ることとなる。
―"白ノ悪魔"は強く願う者の前に現れて
たったひとつの望みを叶えてくれる。
その代償は願う者の魂に宿す歪色―
男性は"白ノ悪魔"に会いに行く道中であったことを話し、同行の誘いを持ち掛ける。
その言葉に翔は縋る思いで付いて行くことを決めるのであったが――。
"白ノ悪魔"
大きな
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?