#51 最終話、市《シティ》の朝への応援コメント
長旅お疲れ様でした。
狸も毎回こっそりついてまわりながら、見所の多い旅を堪能させていただきました。
途中で個狸的に引っかかった重箱の隅っぽい部分なども、後で振り返ればしっかり直っていたりするので、さすがベテランの筆致です。
あ、でもひとつ、直ってない所を見つけたぞ。【#14 「万事、予定通り」】の中のカイネリ技師長のセリフに、「男に取り込むためなら」とありましたが、ここは「男に取り入る」あるいは「男を取り込む」でしょうか。
最後までしつこい狸ですみません。
作者からの返信
当ツアーへのご参加、まことにありがとうございます……という感じで、長旅にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
バニラダヌキさまからNGが出なければ、少なくともちゃんと書けているはず、という安心感があって、いつもながらとても心強く、ありがたかったです。
ご指摘の箇所、さっそく直しておきます。またよろしくお願いいたします!
#51 最終話、市《シティ》の朝への応援コメント
コメント失礼いたします。
以前にもコメントしましたが、文章がうまくてわかりやすいです。
だから、情景が絵として浮かんでくるので物語に引き込まれます。
小説としてもおもしろいですが、映像化してもおもしろいように思いました。
完結、お疲れさまでした。
作者からの返信
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
作品の目的の半分くらいが、この世界自体をリアルに作り出すことだったので、情景が伝わるように描くことができていたのなら、何よりも嬉しいことです。
確かに、映像化されたら嬉しいだろうなあ、と思います。いつの日にか……。
#39 ベニトビ部長と、ガラスの小瓶への応援コメント
いやはや、盛り上がってきましたなあ。
まだまだコーネル氏らしい仕事が続くだろうとは思いつつ、最後に入れようと思っていた三つ目の★を、思わず投入してしまいました。
作者からの返信
ありがとうございます!
何とかここまで話を持って来れました。
連載の手法はいつもと少々違いますが、従来長編同様にここからは盛り上がったまま最後まで行くつもりです
引き続きよろしくお願いします!
編集済
#28 不機嫌なエルメリナ、二人の演技への応援コメント
ユズハさんとセイジさんのコント、笑ってはいけないのかもしれませんが、目の前でこんなことされたら笑っちゃいますよね。面白い。
これを我慢したコーネルさんはさすがです。私は遠慮なく大笑いさせてもらいました。
エルメリナさんの嫉妬、何だか空回りしてましたが、なかなか怖かったですねぇ……。
作者からの返信
笑っていただいてありがとうございます!
この二人のコントを思いついた元ネタは実は吉本新喜劇で、しかしさすがにギャグをそのまま使うわけにはいかないので、アレンジしています。
ここから先はラストまで、かなりシリアスな展開が続くので、ここで一息入れていただけると嬉しいです。
#12 美人秘書、ランゲン社のエルメリナへの応援コメント
私もこんなホテルに泊まってみたい……。
(本格的な旅行はまだ行けそうにないですよね……)
作者からの返信
全くその通りでして、この部分を書いてる時は旅行に行きたい、という一心でした(笑)
今年の秋ごろには何とかならないかなあと……
編集済
#10 嵐の下、重耐候アーケード「べトラ」へへの応援コメント
レビューでも書きましたが、私はこの作品を実写映画で見てみたいです。
大都市シティのビル群もパスタ屋さんもお菓子屋さんも列車での旅もリキッドマネーも宝石珊瑚も極渦も重耐候アーケードも全部見てみたいです。
きっと迫力があって凄いだろうなぁと思います。
第一章も終わりということで、第二章も楽しみです。
作品トップの登場人物の紹介、ありがたいです。
レビューは慎重に書いたのですが、読者さまが勘違いをしてもいけないので、解釈違いのところがあったらこっそり教えて下さい。
作者からの返信
レビューコメント、本当にありがとうございました。
作品の内容を分かりやすく、魅力的に紹介していただいて、とてもありがたかったです。昨日から、たくさんの読者様に来ていただいていて、正直ここまで影響力のあったコメントは今までで初めてでした。
脳内には情景があるので、CGを作る能力などがあれば、これらの情景も自分で映像化してみたいと思うくらいですが、残念ながらさっぱりです。映像が作れないから、曲りなりにも文章描写ができるようになったのだ、と自分では納得しておきます。
第二章以降もよろしくお願いします!
編集済
#10 嵐の下、重耐候アーケード「べトラ」へへの応援コメント
第一章、狸もずっと物陰や座席の下に隠れながら、楽しく旅を共にさせていただきました。
降車後の暴風雨と泥濘には、小動物ゆえしこたま往生しましたが、南方深部の原野に棲息する小動物仲間・泥蚯蚓狢《マディワームラクーン》に化けて、なんとか難を逃れました。
風除室の物陰でぷるぷると毛皮の水をきりつつ、つつしんで安堵の★を、ぽちっとさせていただきます。
作者からの返信
約75枚に渡る第一章、ここまでずっとお付き合いいただきありがとうございました。
先行の連作掌編集を膨大な設定集として使う、という自分でも全く初めての試みで、情景の描写にも力を入れることができました。
バニラタヌキ(ミミズタヌキ?)様にも旅を楽しんでいただけたようで、良かったです。
さて、コーネル氏の仕事が、ここからいよいよ始まります。エンタメ作品として、さらに力の入った展開となる予定ですので、またよろしくお願いいたします。
#6 美しきマチルダ専務、食堂車のディナーへの応援コメント
この2話を拝読していて、以前、海外旅行した時に高速鉄道に乗って、高速と言う割にはのんびりした速度で田園風景や海岸線をだらだらと走っていく時に眺めていた異国の車窓の風景と、その時のぼんやりとした時間の空気を思い出しました。
その瞬間は正直退屈で、(さっさと着かないかな)なんて思うのですが、
思い出として振り返ると、列車の旅は不思議と心に残ってます。
それが旅情と言われるものなのかもしれない……などと感じました。
二徹三徹上等と言う技師長、工学アカデミー、職能組合、簡易宿所(ドヤテル、って遊びのあるふりがなですね)、迅速麻雀……とさりげなく織り込まれる言葉のひとつひとつに、
このメトロポリスの世界観と現実との地続き感や、ちょっとしたユニークな違いといったイメージが想起されて、いつもながらとてもわくわくします。
マチルダ専務との出会いが楽しみになってきました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
異国の列車の車窓、いいなあとは思うのですが、未だに経験がありません。通り過ぎて行く街のイメージは国内の夜行列車と、こちらは列車ではなく車から見た、道沿いを流れて行く東南アジアの小さな町の記憶がベースになっています。
想い出に残る贅沢な退屈さ、いいですね。まさにそれが旅情なのでしょう。
「ドヤテル」は、自分でも気に入っています。こういうお遊びは、色々入れて行きたいです。
次回からは、第一章のメインエピソードに入りますが、その先にはいよいよ「極渦」とその暴風雨の中に住む人々が待ち構えています。
ここからの展開にも、どうかご期待ください!
#6 美しきマチルダ専務、食堂車のディナーへの応援コメント
コメント失礼いたします。
とにかく文章がうまいですね。
軽い地の文でもないのに、読みやすくて、内容がすうっと頭に入ってきます。
勉強になります。
作者からの返信
ありがとうございます!
文章をほめて頂けると、大変嬉しいです。特殊な世界背景の作品なので、どうやって読みやすくするかが難しいのですが、そう言っていただけると心強いです。これからも頑張ります。
#4 旅の準備、絶品モンブランへの応援コメント
コメント失礼します。
未来都市の技術や地理等の描写がすごくワクワクします!
続きが楽しみです…!
作者からの返信
お読みいただき、ありがとうございます!
お話の舞台になる世界を描くのに力を入れてる小説なので、そう言っていただけるととても嬉しいです。
まだまだ続きますので、これからもお読みいただければ幸いです。
#3 第四調査部、ゴライトリー副部長への応援コメント
夜空を突くほどの超々高層ビルが、光の柱となって高々と聳える様子は壮観なのだろうと思います。
私もこの世界に旅に出て、一度でいいからこのビルを見てみたいです(田舎暮らしだとこんな景色、絶対に見られないので……)。
何だか光輝く都会への旅情が湧いてきました。
作者からの返信
この風景は僕も見たいです。シリーズ全体に、見たい風景を描いているような気もしています。特に、ビルの間を泳ぐやつとか憧れます。
京都は規制で高層ビルが無いので、せめて大阪まで行ければちょっとこんな感じに近い夜景も見られるんですけどね……。
#2 南方深部から来た男、転がり込んだ仕事の依頼への応援コメント
メトロポリタンのあの人たちが、新しいドラマを生み出そうとしている……これは胸が踊りますね!
パスタ屋さんでの一件は、あれですよね、あれ!!
掌編集を読んだ思い出が蘇ってきて、思わずにやりとしてしまいました。
ファンサービスたっぷりの始まり方ですね。
今後の展開も楽しみにしております。
作者からの返信
ありがとうございます!
ストーリーとしては全く新しい物で、前作を知らずとも読める内容にするつもりなのですが、なにせメトロポリタンを設定集的に参照しながら書いてますので、前シリーズで出てきた要素が色々と出てきます(そう、あれです)。
メトロポリタンをお読みいただいた方には、さらに楽しめるようなものになると思いますので、ご期待ください!(と自信ありげに言い切ってしまう)
#2 南方深部から来た男、転がり込んだ仕事の依頼への応援コメント
おお、久々に天野様の、かなりの長丁場が楽しめるわけですね。
となると、このスピーディーな導入部から感じたアレコレも、先の展開しだいで、どう転がってゆくのか見極めてからでないと、うかつには記せない気がします。
古い育ちの狸としては、毎回数十枚単位でじっくり読みたいところなのですが、それだと更新回数が減って、かえって待ちきれない気も……。
とりあえず、次回をワクワクとお待ちします。
作者からの返信
さっそくお読みいただき、ありがとうございます!
今回は、天野作品としては初めてのweb小説形式で、最初から一話数枚程度(7枚前後の想定です)で書くことで分割作業の手間を省く、という手法を取りました。今までの各長編は中間小説でしたが、今回はかなりエンタメ寄りです。
全部で4~5章、一章が50~70枚程度になる見込みなので、大体5話で昔の連載の一回分、くらいの感じになると思います。
「メトロポリタン」で設定が固まっていますので、某潮の降る街のような、数年がかりでの完結にはならない予定です。またよろしくお願いします。
#51 最終話、市《シティ》の朝への応援コメント
とうとう読み終わってしまいました。
言いたいことはたくさんあるのですが、さすがに一言では言い表せないですね……。
リアルタイムで応援できなかったことが悔やまれますが、この作品は、何年経っても、多くの人をワクワクさせる冒険譚だと思いました。
私も最後までお読みするのにずいぶん時間が掛かってしまいましたが、ページを開けば、いつも心がワクワクしました。
コーネルさんの味方メンバーがみんないい人で、阿吽の呼吸といいますか、『自然と通じ合う』という空気感が私は好きでした。
悪役も、憎み切れないところがありましたね。
まだまだ言いたいことはたくさんあるのですが、上手く言葉がまとまりません。
一本の映画を見終わった時のように、深い余韻に浸っています。
きっとこれからも、色んな読者さんの目に止まり、愛される作品だと思います。
最後までお読みすることができてよかったです。
しかし……さみしい……。
作者からの返信
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
天野作品として初のSF系長編で、メトロポリタンから引き継いだ大量のギミックと、ストーリーテリングの技術を全部ぶち込んだ、現時点でのベスト作品だと思っているので、楽しんで読んでいただけて良かったです。
メトロポリタンもそうですが、この世界で過ごすことを重要視して書いていますので、ゆっくりと過ごしながら読んでいただけたのは良かったと思います。
「悪人側」をはっきりとさせる代わりに、彼らなりの正義を持たせることで、実在感みたいなものを出そうと思って書いたのが良かったのかなとも思っています。
また、これを超えるものを目指して書いていきたいと思いますので、その際にはゆっくりとでもお付き合いいただければ幸いです。
ありがとうございました。