人が死んだら、魂の浄化場所に行く。それが決まりだ。 主人公のもとには、様々な人生を語る魂たちがやってくる。綺麗な物もあれば、どす黒い物もある。主人公は人生をきくことで、それらの魂の色を無色透明にするのが仕事だ。無色透明になった魂たちは、また生を受けるために、下界に下ろされる。だから、主人公と魂は一期一会だ。 そんな主人公のもとに、ある魂がやってくるのだが――。 優しいタッチで描かれる、魂たちの世界。 そしてラストには主人公の正体が明かされ、その人生に感動しました。 是非、御一読下さい。
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