あらすじの内容そのままなのに、読み進めると良い意味で印象が異なる作品。よくある異世界転生かと思いきや、予断が誤断であることを誰もがすぐに思い知らされますが、作者さんの他作品を思いおこせば当然でした。多すぎず少なすぎない言葉を本作でどのように操られるのか、多くの同志がそうであるように、またひとつ楽しみが増えました。
暴力を生業にして長年渡世を送ってきた鉦木裕次郎。そんな彼にも年貢の納め時がやってくる。組織の権力を狙う愛弟子たちに造反され、さらに実の息子にトドメを刺されてしまったのだ。 そして裕次郎が目を覚…続きを読む
息子に殺され目覚めたら異世界!という見出しだが本編の内容はそこまで息子は関係なく現実世界で非合法なことをやってきた裏社会の住人が異世界で活躍するというもの主人公はかなり血の気が多く行く先々でトラブ…続きを読む
命が軽いほうのライトノベルかな?主人公の暴力のネジが飛んでるので、分かりやすく言うなら「自覚のあるSAN値0」みたいな感じ。登場人物みんなクセが強すぎるんだよなぁ。ファンタジー世界になん…続きを読む
いやー、ハードボイルドですね。悪いです。美学のある悪です。無法地帯を物理で解決です。揉め事や闘争の現場でしか生きられなかった男が、転生してもやっぱり揉め事大好き。でも転生前と違ってチョロい上…続きを読む
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