第3話 運命を決める袋

 最初の人間をつくる際に粘土で捏ねた作業が面倒くさかった神様はそれ以降は両親の遺伝子の組み合わせをいくつかの袋につめて選ばせる形になっている。


 注意事項としては、あんまり大きい袋を選ばないように、輝いているギフトと言われるふくろも要注意など色々あるのだが、


 個性的な人物になりたがる素直じゃない魂や説明を聞いてなかった魂や欲張りな魂が普通や平均と違う先にも書いたような個性的な人間となり、この世に誕生するだけの話しである。


 また、世の中は童話とかと違い、個性が強くても成功したり、幸せになったり、する可能性もあるわけで、それだけで落ちこむことはないのかも知れない。    


 何しろ、先にも書いたように美人や美男子に生まれても金持ちの家庭に生まれても神様との課題があるかぎり100%幸せな人間はこの世に存在しないのだから。


                お●し●ま●い

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

神様からのギフト 紗里菜 @sarina03

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ