第15話コロナについて
3度目の緊急事態宣言が発令された時、1つのたこ焼き屋が閉店しました。コロナのせいらしいと噂されていたがそれは見当違いだ。ただ単にタコをケチって小さくしたからだ。買う人間は良くわかっている。ここ最近、たこ焼き屋の閉店ラッシュだ。粉モンは設備費もかからないし、閉店時もダメージは少ない。私が不思議に思うのは、
「たこ焼きなら良いんじゃないか」
と言う商売にあるまじき楽観ではないだろうか?飲食は競争が激しく、しのぎを削っている。そしてコロナ禍である。僕の知っているたこ焼き屋はたこ焼きだけでやっていけるのは無理だと悟ったのか、たこ焼き居酒屋に改装した。しかし酒類の提供規制で青色吐息である。
下町グルメ訪問 ミツル @petorarca
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます