アルドがつけなければならない決着のひとつ

ゲームをプレイした方々が気になっているであろうバルオキーの少女とアルドの関係に切り込んだお話です。
幼猫だった頃の記憶も無くし、ソリクではなくなってしまったアルドが彼女のために立ち回る姿はいかにもアルドらしいなと思えます。
かつてのソリクの視点が蘇ると共に、立場が逆になった今のアルドの心情が読んでいる方にも響いてきます。
最終的にアルドは彼女に自分の正体を明かすことになるのか、黙ったままでいる事になるのか気になりながら読ませて頂きました。
爽やかなハッピーエンドを迎えることが出来、良かったと思える作品です。

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リング・ア・ベル

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