カッパの半分は優しさで出来ている

行間を読む、という言葉がありますが。
考えながら読む事によって、様々な形に捕らえる事が出来る物語に思えます。
自らの状態に苦労しながらも他者を励ますカッパさんは、どんな事を思いながら言葉を紡いていたのだろう。
そんなことを考えれば、想像は尽きません。
救い、救われながら。励まし励まされながら帰っていくカッパさんのお話。