概要
壁の中から部屋中に溢れるくらい妖精達がバタバタ出てくる。
ノラ猫のように孤独な人生を送る女性、精夜はフォトグラファーの伊澄に拾われる。彼の家に住むようになった精夜は壁にガムテープでふさがれた穴を見付ける。伊澄はチャイルド・フォトグラフィーを撮ったという理由で警察に連れていかれる。伊澄に絶対ガムテープをはがしちゃだめだよ、と言われたのに孤独の余り、彼女はガムテープをはがしてしまう。穴の中から信じられないくらいの数のカラフルな妖精が出て来て、部屋がいっぱいになる。不起訴処分になった伊澄が帰って来る。
心にトラウマを持つ精夜は再び不幸を探すために家出して、伊澄と出会った同じ街に立つ。妖精にみちびかれた伊澄は精夜を見つけ出し、もうどこへも行かない、と約束させる。
心にトラウマを持つ精夜は再び不幸を探すために家出して、伊澄と出会った同じ街に立つ。妖精にみちびかれた伊澄は精夜を見つけ出し、もうどこへも行かない、と約束させる。
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