ご縁があり、この物語に出会いました。更新分まで読み終えましたので、レビューさせていただきます。
主人公はある時何故か自身がプレイしていたゲームの世界に入り込んでしまいます。それはゲームなのに、攻略法が確立できない世界。ログアウトもできなくなり、彼はゲームをクリアしなければ現実世界に帰れなくなってしまいます。
その中で出会う、おおよそゲームのNPCとは思えないキャラクター達。そして各種の乗り越えなければ死んでしまうような展開が、彼を容赦なく襲います。勇者と呼ばれながらも全く力のない彼にできることと言えば、トライ・アンド・エラー。
やる、駄目なら反省する、そしてもう一度やるという、聞くだけなら至って当たり前のことですが、実際にやろうとすればどれほど大変なことなのか。
そして彼が何故このゲームに入り込んでしまったのかという、この物語の根幹となる謎。一体何故、彼がこんな状況に陥ってしまったのか。今後も目が離せません。
定番を踏みつつ何処かひと味違う、ゲーム転生物語。
他の皆さまも是非読んでみてください。
分かりやすく説明すると死に戻り。一度死んで再びやり直し別の道を見付け突破口を開いていく。
現実世界で死んだはずの彼はなぜか異世界へ。そして王様から魔王を倒してくれと頼まれる。優しき騎士アシュレイの協力の元まずは冒険の準備から。
テンプレ展開に軽いノリに辛いけど楽しい旅の始まりの予感……とはならない。一体どこに突破口があり、誰が味方で誰が敵なのか。
一回目優しかったからずっと優しい? 言動だけでなく姿形まで疑わなくて大丈夫? 誰に殺され、どこで死ぬ!?
読めば読むほど疑心暗鬼の深みにはまっていきます。いい意味で裏切られるこの作品一度読んでみませんか?