あとがき
終わったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!
終わったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!
2020年8月末にプロットを作り11月に書き始めて2年半……やっと終わったあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!
100話で終わるかなーと、気づいたら250話。随分遠くまで走ったなぁと、地球一周マラソンを走り切ったかのような達成感!辛かったぁ!しんどかったぁ!でも最高に楽しかった!
友達は皆小説なんか読まんし……家族からは「スマホで見るの目ぇ痛なるではよ本にして来い」言われるし……こつこつよう頑張った俺!偉い!凄い!天才!
じゃあ発散はここまでして、まずはクリーチャーズマンションの成り立ちから!
【成り立ち】
クリーチャーズマンションは元々本命のダークファンタジーを書く為に、実力を計ろう!&つけよう!って始めた物語で、本来数か月程度で終わる予定の練習小説でした。
じゃあ何書く?ってなった時、なろう好きの従弟に「ダンジョン」って言われてダンジョンものに。
昔っからドラクエとかのRPGは好きやけど、不思議のダンジョンとかそういうガチのダンジョン系ってあんまりしたこと無くて、ダンジョンものの小説とか漫画とかアニメとかもぱっと出てくるのはダンまちくらいで、そっから「じゃあ実はダンジョンじゃありませんでしたにしよー」って設定になりました。
主要キャラ付けは、なろうあるあるから面白がってつけました。イカレたメンバーを紹介するぜ!
超絶イケメン最強主人公!でも最初からチートじゃおもろないからどん底メンタルくそざこ自殺志願者へ。こうしてアニマの成長を描く!ってとこが主体の物語に。
好感度マックス全肯定チョロイン!こんな根暗なやつを天才美少女が好きになる訳ないやろ!ってことで実は過去に―――――と。天才の孤独を満たせるのは同じく天才だけ。でもアニマは自身の天才性を自覚してないってとこがアンジャッシュに。
好感度セックス貞操観念バグぽちゃ美少女!猿の楽園編は実は後付けで、最初は第4層にキメラモンキーがおるから駆け抜け推奨って設定から膨らませて膨らませてこうなりました。
脳筋!頼れる兄貴分!筋肉は正義!怪物はいいキャラよねぇ。やっぱ脳筋よ!仲間想いの脳筋がいっちゃんかっこええんやから!ゴリ押しに限る!
天使!中二大好き天使と悪魔。創作初心者が入れたがる要素として、容姿最強!優しい!治癒能力!ポンコツ属性!と抑えるべきところは抑えれたかなと。そっから七大罪や七美徳、悪魔がキリスト教会出身などの設定ができました。
それプラス、エルエルにはジェニのライバルヒロインって役割があって、好感度マックスのジェニを超えるなら最早ヤンデレだろうと。数千年も初恋を引き摺るやべぇ女が誕生しました。でも個人的にエルエルはかなりお気に入りです!かわいい!かわいそうは抜ける!設定上はもっとおバカちゃんなんやけどクリーチャーズマンションについてとか色々過去を語らないといけない性質上そこそこ賢そうにも見えちゃうのが唯一心残りですね。
腐女子喜べ!黒髪長身細身イケメン!よーおるインテリ系のやつ枠!性的マイノリティとかLGBTQとかは深堀りしてもおもろないかなーってことであっさり目に書きました。これでポリコレ配慮してます!なんて言いません!おにショタは一周回ってエロいなって思って書きました!なんでエストは男から見ても理想的なボディーをしています!栄養失ッチョやなくてちゃんと細マッチョね!海外基準のやつ!
実は最初に考えたのはこの辺だけで、5~6人以上のキャラを回せる自信なかったし、なるべく登場キャラ数は絞ってく方針でした。何を血迷ったか最終章で一気に20人も出しやがったけど!
物語の舞台も、異世界の創造とか無理!から「実は現実世界でした」へ。国の情勢とか地政学とか王侯貴族とか政治とか知らん!からダンジョンとその周りの町だけの話へ。
こうして“楽をするための逆算”を繰り返すことでクリーチャーズマンションは形になっていきました。
【プロット】
プロットっていうのは物語の骨組みの事ですね。大体何するかを箇条書き程度で纏めた設計図みたいなものです。
YouTubeの「物語の作り方、神話の法則とは何か?」みたいな20分くらいの動画を見た後に、30分くらいでささぁって書いたのが初期プロットで、その時はただダンジョンをクリアして帰ってくるだけの話でした。
ただ、伏線の張り方とかがわからんくて、その時に天啓が!「そうや!二回攻略させたろ!そしたら一回目の出来事が勝手に伏線っぽくなるやーん!」と。
そして物語全体と主人公自体に謎を持たせたかったので、タイムトラベル的要素を組み込んで、
1、過去のアニマ
2、一週目のアニマ
3、二週目のアニマ
と三つの軸で展開するお話に。素人なもんで複雑になり過ぎてたらごめんなさい。
クリーチャーズマンションはこれで終わりですが、正しくは第一部完ってやつです。第二部の構想は最初っからあって、第二部に関する伏線や布石も実は作中にこっそり忍ばせてます。
まぁでも他にも書きたい物語がいっぱいあるのと、新人賞を取りたいのでまずはそっち優先です。人気出たら続き書くかも。多分書かんけど。知らんけど。
【総評】
書き始めてからの第一章は本当に手探り手探りでした。取り敢えず第一話で起承転結をやりたかったのでアニメ尺約20分として大体2万字くらいかなーと。それをWebやと長いから4分割して今の形に。
言葉の意味とかうろ覚えの知識とか調べる度に「はぇ~そうやったんやぁ」って感じでした。
毎回つけるサブタイが綺麗にダブルミーニング、トリプルミーニングになっとると嬉しかったですね。「そわそわ」とかお気に入りです。他には「グーの音」「くちなわ」「逃避行」からの「弱虫からの逃避行」とかいいよね。「ジェニサイド」からの「ジェノサイド」は天才やろ!「天使とペテン師」も!
後は各章ごとの章タイトル!「天使」からの「過去の女」、「猿の楽園」からの「猿の失楽園」、「食糧問題」からの「食べ物の怨み」、「環魂」は調べても韓国のドラマしか出てこやんから多分造語やけど、大体意味は分かるでしょ。
「星見るひとびと」「星追うひとびと」「星空と共に在れかし」の星三段活用は物語が進むにつれて意味が増えていくいいタイトル!「願い」「目標」「勝ち星」「犯人」「心当たり」「天体」「希望」「夢」「人気者スター」「目星をつける」まずパッと浮かぶのがこの辺で、魂の天の川が出る事で「魂」、女の髪には魂が宿る、から天の川繋がりで「ジェニ」と。くぅ~!いいね!
総評と言いつつ脱線しまくりましたが、総評!
初とは思えん完成度!
でしたぁ!いやぁ~これに尽きるかなと。勿論客観的に見れば初めてにしてはそこそこできとるやん?程度の作品で、プロの大ヒット作品と比べれば稚拙もいいところだと思います。
特にこの作品の根幹には「僕を見て」「僕の考えを分かって」というおもいが色濃くあるので、改めて読み返すと、このあとがき同様初々しさや痛々しさを感じるのです。
特に小説好きでもない創作経験皆無のド素人が一から作ったにしては、凄い!頑張った!と自分を褒めたく思うのですが、反省点としては、エンタメ小説である以上それらは余計なノイズ。「これが面白いんだよ!」を全力で詰め込んだ作品を次こそは作りたい!
気付けば約3000字。本編一話分と変わらない量をつらつらうだうだ書いてしまいましたが、ここらへんで終わろうと思います。
最後に一つだけ。ここまで読んでくれた皆さん、デジタルデータでしかないアクセス数の移り変わりが滅茶苦茶励みになっていました!本当に本当にありがとうございました!
クリーチャーズマンション takechan @takechantakechan
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