詠遠・えいえん
君の顔を眺めた
二分半の静けさ
氷のような瞳から
溶け出した一筋が
今私の上で乾いた
遠くまで響く君の声
その温かな言葉達は
数え切れないほどの
勇気を届けてくれた
今も夢見心地のままに
遠い未来の姿を描くよ
私達を写し取った影が
約束の場所に帰るまで
君の隣に座っていよう
ただその言葉を君に送り
私はここに誓いを立てる
これから君が辿る日々が
かけがえのない愛と夢と
幸せで満ち溢れることを
いつまでも願っていると
呈号の詩集 白水悠樹 @1804
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