異世界から飛ばされた魔法少女

@mono_00_

夏の思いで

土手を歩き小学校に向かう子供

『あれ?』

そこにはホウキにまたがりピョンピョンしている独特な服を着ている子がいる

疑問に思いながらも歩き学校に到着し勉強をして下校した、帰り道またあの土手を通るとピョンピョンはしていなく疲れているようでホウキの横に仰向けで寝ていた

『なにしているの?』『飛べないの』

『映画の見すぎじゃない』『マホがないみたい』

『だれ、友達?』『ちがう、魔法を使うのにマホがいるの』

『そうなんだ、ずっとここにいるみたいだけどお家帰らないの?』

『帰れないの』『そう』

帰宅する

『ただいまー!』『ただいまー?』

『おかえりノボル!お友達』『そう』

『いらっしゃい!』

『なんだかお家に帰れないみたいなんだ、うちにしばらくいてもいい?』

『見た感じ魔法少女ね、いいわよ!』

こうして魔法少女レンとの生活が始まり学校にも期間限定ということで入学した

ノボルは一人っ子だったので一緒に遊んで色々こと共有出来て楽しかった

そうして時間が過ぎて夏休みに入りプールに行くことにした

『冷たくて気持ちいいね』『ほんと!』

『そろそろ帰るよ〜』

帰り道

『今日は楽しかったねそれで明日近くでお祭りがあるみたいなんだ、行こうよ』『うん行ってみる』 

次の日祭りに出かける

『出店が色々ある〜』

レンも珍しそうに見ていて楽しそうだ

りんご飴や焼きそば金魚すくいをしてらくがきせんべいも食べた

色々見て回って満足したので家に帰ることにした途中土手を歩いていたら急に風が強くなり木々が揺れ葉が擦れ、雲行きが怪しくなってきた

『早く帰ろう』『くる』レンが空を見上げそういうと走り出す

レンを追うように家に帰る

『どうしたの急に』息を切らしながらノボルが言う

『マホがきてるの』

『えっ』

家に置いてあったほうきを取りに行くレン

今まで全く反応がなかったがレンが座り力を込めるとふわっとした

ほうきを持ち外にいく、それに続くノボル

『えっー!!』

さっきより風が強くて空がひび割れてる

『やつらだこっちの世界に来る気だ』

走り出すレン、見晴らしいのいい土手まだ来た

『ここなら飛べる』

空のヒビが大きくなり割れ中から大群が現れた

『行ってくる!』『頑張ってー!』空に飛び立つレン

「いい世界だ貰おう」

『そうはさせない!』

「魔法少女かやってみろ!」

戦闘が始まり久しぶりの魔法で押されぎみのレン

『負けるな〜レーン!』

レンの耳届き、精神統一をする

「降参か」

『風、水、火、大地の精よ力を貸して!ストームウィンドウ』

今のでほとんどの敵を倒し指揮官だけになる

『まだやる?』

「くっ撤退だ、みな帰るぞ」

割れ目に帰っていく軍勢

地上におりるレン

『スゴかったね、ほんとうに魔法使えたんだね』

『もちろんだよ!』

空のひび割れが直ってくる

『やばっあれが閉じたら流れ込んできたマホもなくなって魔法が使えなくなる、帰るね』

『うん、またね』

『じゃあね、楽しかったよ!』

空に飛んでいくレンひび割れの中に入り空が元に戻る

手を振っているノボル












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