愛とはなにか。性とはなにか。今時、結婚とは子作りを目的としなければならないのか。 この短編は現代の社会に浮かび上がった、人として根本的な問題を切実に挑んでいる。しかし説教しているわけではない。まさにその逆。ただ一人の主人公に視点を起き、彼のストーリーをそのまま面白く語っている。起承転結も忘れていない。 また文章的にも非常にしっかりしている。作者さんは書き慣れているのだろう。さっくりと、抵抗なく読める。その点でもお勧めだ。 現代の構築された社会に疑問を感じている方にぜひ読んでもらいたい作品。
構成、文章も全て確立されています。内容は社会派で、一般文芸として読めます!最後の大団円も素晴らしいですね。今ある問題を提起するリアルな作品でした。
現代社会のリアルで繊細な問題を題材に、現実的な解決策の一つを提示しているように思う。なんなら『実話だった』と言われても違和感が無い。それほどにストーリーがしっかりとしており、頭の中に素直に画が浮かんでくる。読みやすいし、面白かった。
自分はライトノベルを読むことがほとんどで、このようなジャンルを読むのは初めてでした。 とても素晴らしい内容で、現代社会でも取り上げられている問題と絡めながら構成されている所がとても勉強になりました。あまり感想を書くのが得意では無いので、月並みな感想しか言えなくて申し訳ないです。これからも頑張ってください