どこもかしこも、なんでもあるようなフリしてる。

ミナミのことを思い出す主人公。

東京から田舎に転校してきた、特別仲良くはなかった同級生がミナミだ。

若い時、田舎者が抱く東京への幻想は本当に儚い。

だって、田舎には本当に何もないから。

東京人が抱く田舎への幻想も同じように儚い。

田舎で生まれた人なら絶対に共感できます。

東京は田舎にいた頃と、上京した当初と、去ってしまった後は、煌びやかだった。