概要
お前誰だよ…………いや、本当に誰だよ。
勇者パーティとして様々な魔物を討伐していた勇者アドラ一行。そのパーティの中には、未だ魔法の腕が上がらず、メンバーに迷惑をかけていた魔法使い……マルスがいた。アドラたちは木偶の坊で無駄に回復剤を使うだけのマルスを追放することにした。それ以降、勇者一行は順調に魔物を斃していった。そんなある日、遂に魔王軍との全面戦争が始まる。アドラたちが前線に向かうと、そこには漆黒のローブに身を包み、禍々しい杖を持った、マルスがいた。
「久しぶりだね、アドラ。……さて、僕の特訓の成果、とくと味わってね?」
いざ戦ってみると、同一人物とは到底思えない実力を持っており、勇者パーティは結構な傷を負って、そそくさと撤退することとなった。だが、アドラたちは諦めない。
「クソッ……! こうなったら、俺たちもマルスと肩を並べる
「久しぶりだね、アドラ。……さて、僕の特訓の成果、とくと味わってね?」
いざ戦ってみると、同一人物とは到底思えない実力を持っており、勇者パーティは結構な傷を負って、そそくさと撤退することとなった。だが、アドラたちは諦めない。
「クソッ……! こうなったら、俺たちもマルスと肩を並べる
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