★あとがき★(ネタバレあり)

「炎の海賊の船首像」お読み頂きありがとうございました。

こちらは、本編「ロワールハイネス号の船鐘」のスピンオフ小説として書いた作品です。よって物語の世界観が共通しています。(本編より20年ぐらい前)


ちなみにルウム艦長は本編(第3話「月影のスカーヴィズ」)で登場します。

本作の最後で、海賊拿捕専門艦隊「ノーブルブルー」へ異動したと記述がありますが、本編でも現役の艦長で船を指揮しています。


ルティーナは名前のみですが、彼らの双子の兄妹(ミリー&ミリアス)が成人して、本編(第5話「Judgment Day」で重要キャラとして登場します。


そしてミリアス・ジルバの消息は不明です。

明るい彼の事なので、海賊から足を洗ってまっとうな職について……いるのかな?

私にしては珍しい一人称の小説でありました。楽しんでお読み頂けたら幸いです。



最後に本編にご興味のある方は覗いてみて下さい。

・海洋FT「ロワールハイネス号の船鐘」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888533289






【以下・本編(通称ロワハイ)読了済の方へのネタバレ】


 ↓  ↓  ↓



【アースシー・ルウム】

・本編の第3話後半に出てきたのと同一人物です。二十年後(笑)。

 ひそかに本編の脇役で、気に入っていたキャラの一人でした。 

 余談ですが、彼の名前はジブリでアニメ化された、某FT小説からもらってしまいました。音の響きが好みだったものですから……。


【船首像】

・彼女も本編でちょっぴり出ています。第3話です。

 エルシーア海軍の軍人御用達「青の女王亭」という酒場の出入口に設置されています。美しい女神像ということで、客引きに役立っているとかいないとか。


【オーリン・ツヴァイス】

・元はアドビス・グラヴェールの船で副長だった男。

 アドビスと袂を分かった彼のその後を、ちょろっとほのめかしました。


【アマランス号】

・ジェミナ・クラス沿岸を警備する警備艦の名前。

 ルウムの船は燃えてしまいましたが、二十年後。

 ジャーヴィスがこの名前のついた船の艦長に就任します。

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炎の海賊の船首像 天柳李海 @shipswheel

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