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概要
「やーだね。今更頼まれても、もう遅い」
風属性魔法しか使えないのにそれすら酷いという魔術師としては全くの無能である少年がいた。
彼は「凪の魔術師」と呼ばれるようになる。風がない状態を凪というが、その呼び名は唯一使える風属性をも皮肉にした蔑称であった。
勇者マーク・ガルシアに見出されて、2カ月間勇者パーティの臨時メンバーとして活動するが、突然暴言を吐かれて、追放される。
学院の魔術科でも「まおうが魔王を倒そうとするなんて面白い」と小馬鹿にされる彼はあるとき超覚醒を果たす。彼はどんなことを為すのだろうか。
彼は「凪の魔術師」と呼ばれるようになる。風がない状態を凪というが、その呼び名は唯一使える風属性をも皮肉にした蔑称であった。
勇者マーク・ガルシアに見出されて、2カ月間勇者パーティの臨時メンバーとして活動するが、突然暴言を吐かれて、追放される。
学院の魔術科でも「まおうが魔王を倒そうとするなんて面白い」と小馬鹿にされる彼はあるとき超覚醒を果たす。彼はどんなことを為すのだろうか。
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