原題は、たぶん……、おじいさんが◯◯を引っ張る、でも抜けません! の童話だと思う?
でも、◯◯がマンドラゴラに置き換わっただけなのに、なぜだろう……、童話がファンタジーに突然変異するのである。あぁ、それなのに、物語のジャンルは、しっかり『童話』のままだ! 著者さまの思惑に、見事に引き摺り込まれてしまいそうだ……。
◯◯にも『大きな』という形容詞がついていたはずだが、マンドラゴラの形容詞『おおきな』に、読者の皆さまはとうてい抗うことなどできようもない。
なにが言いたい……かと言えば、まぁ、おもしろい!
この童話、原題に忠実で、言葉が繰り返されて(そこはご自身で確認をしてほしい)いたりするので、文字数ほどの長さも感じられない。イヤ、寧ろ、その連鎖の者たちでも笑える!
ちなみに述べられた余談でさえ、規格外! イヤ、ハイペリオンが現存するのなら……、う〜ん、どうなのだろうか? 考えだしたら、夜、眠れなくなるかもしれません。