レギーナ、あなたの力が必要よ!!

これから読む方には、ぜひ最後まで通して読むことをおすすめします。
序盤、というか前半は、兄のせいでなかなか嫁にいけないレギーナとその周辺のドタバタ、ロビンを迎えて七転八倒、を通じてナスフ家の面々の人となりが描かれます。
いやー、ロビンったらどうしてそんなにレギーナにこだわるの?と正直疑問だったんですが、後半でロビンを取り巻く事情がみえてきます。
危機に晒されることで明らかになるそれぞれの本音、大事なもののためにまとまっていくさまが見事でした。
読み終えるころにはみんな好きになりました。かなうなら続きが読みたいです。レギーナの成長と、ロビンが幸せなところが見られたらうれしい。