人の弱さが悲しい

死ぬことを考えているとふらりと現れる死に際の言伝人。
登場人物もわかりやすく善人でも悪人でもなく、誰が悪くなくとも悲しい事が起こる時はあって、それに巻き込まれてしまう人を描いていて、ズーンと心に重くのしかかるお話でした。