第5話

〜4話のあらすじ〜

無事に家を造り終えた。

食料問題の解決のために落とし穴を作った。

罠に掛かるのを待っている間自分のスキルアップをしていた。

その中で「擬人化」のレベルが上がり、人間そっくりになれた。

そして、先刻出会った人間に会いに行ってみようと思った。


5章 会いに行こう

(おっ!やっぱりまだいた!)

(擬人化…)

(…よし…出来たな)

[サッサタッ…]

『何者だ!』

『人間…かぁ?』

『なぜこんなところにいる!』

(ここはまず挨拶を)

「こ…こんにちは?…」

(やった 喋れた!)

『お嬢さん』

『どうしてこんなところに?』

(適当な理由…そうだ!)

「………迷った…」

『お嬢さん、なんでこんなところに迷い込んだんですか?』

(うーん)

「トカゲみたいなの追ってたら迷ってしまった」

『どこに住んでいるんですか?』

「……………」

『あのォ…お嬢さん?』

『聞いてますか?』

(ここは正直に言っておこう)

「この…洞窟内………」

『えぇ‼︎』

『今洞窟内って言いました⁈』

「うん…」

(そうだ!ずっと気になってることを)

「……質問……いい?」

『ある程度なら答えれますよ』

「…何してるの?」

『…はぁ?』

『そんなのモグゴッ』

『依頼があって来たんです』

「…なんの依頼?」

『討伐依頼です』

「なんの?」

『…龍です』

「‼︎‼︎りゅ…う?」

(まじかよ!)

(龍って多分私のこと⁈)

『何か知っているのですか?』

(やばいやばいやばい、とにかく逃げなきゃ!)

「………さ…さよなら‼︎」

『どこにいくんですか!』

「来ないでください!」

『止まりなさい!』

『止まれって早いなおい』

…………

『見失った!』

『どこへ行った⁉︎』

『…このことをギルドへ戻って報告しよう…』

『そうだな』

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5章 問題解決

「やっと行ってくれた…」

「人間に会う時は気おつけよう」

「けど…うまく騙せた!」

「だけどここは早く離れないといけないな」

「頑張って作ったんだけどな」

「離れるなら食べ物を沢山確保しないとな」

「罠を見にいくか…」

…………

「おぉぉぉぉ‼︎」

「かかってる!かかってるぞ!!」

「う〜ん?」

「よく見えない…」

「鑑定してみよ」

「鑑定…」

《グリーンフローグ》✖️3

「ウェ〜」

「カエルじゃん…」

「まぁ 掛かってないよりもいいけど…」

(2つ目の食事がカエルとかめっちゃ嫌なんですけど…)

「あっ!でもカエルって美味しいって聞いたことある気がする!」

「よし…毒牙で殺そう…」

「毒牙…」

獲物を仕留める時はいつもこれを使っているな〜。

「出来た!」

「いただきま〜す!」

…(マッズ‼︎)

(なんてゆうか…うん…マッズまじでマズ‼︎)

(それになんか痛いし!)

(舌痺れるし‼︎)

《スキル「酸耐性」を獲得しました》

「おいコラカエル!テメェ酸持ってたのかよ!」

「これ罠でやってなかったら酸で死んでたくね⁈」

(これからの罠は下の方に毒とか骨とか尖ったものとかも置いておこう)

………

「ふぅ…ごちそうさま!」

《称号「捕食者」を獲得しました》

《称号「捕食者」によりレアスキル「暴食」を獲得しました》

「?暴食って何?」

《……》

「はぁ…んじゃ自分を鑑定」

《龍種:スモールレッサードラゴン【rebel】:スキル;ファイヤー【level3】ウォーター【level4】鉤爪【level5】集中:【level3】隠密【level6】擬人化【level4】鑑定【level5】毒牙【level3】暴食【level1】酸耐性【level1】》

「んでスキル「暴食」を鑑定」

《大罪系スキルの一つ》

「ん?大罪系スキルって?」

《…》

「そこまでは教えてくれないんかい!」

「そこまで教えてくれんのやったらもっと教えてくれたってええやんか‼︎」

「……」

「はぁ…考えんのやめよ」

「ひとまず食料問題は解決だな」

「…ってことは衣食住問題クリア⁉︎」

「よっしゃー!」

「これで第一段階突破!」

「一回この洞窟から出てみたいな…」



私の日記 2

こんにちは!

龍です!

授業中だったはずが目を覚ますと龍になっていました‼︎

これからの人生、頑張って生きていってみようと思います‼︎

こんな龍ですが頑張っていきます‼︎

………

龍です龍です書くの嫌になってきた…

ということで名前(仮)を決めます!

………どうしよう…

‼︎前世の名前の渚沙にしとこう!

私の名前『渚沙』にしよ!

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まさかの龍です 🥭マンゴー‼︎ @orie1119

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