決してゆるやかではない設定。コメディっぽく、軽快なタッチで話が進んでいきますが……扱っているテーマはなかなか「重い」と感じました。しかし、読んでいて「重い」と感じないのは、きっと作者様の文章力だと思います。
手話がこの作品の重要なモチーフになっており、そのことがより深い意味での”想いを伝える”ことの大事さを訴えている様に感じました。
ある日、主人公は学校で幽霊と遭遇する。初めての経験に驚いて逃げてしまうが、次に会ったときに幽霊が現れる理由を知る。それは―― 高校生活が幽霊との遭遇という非日常で転機を迎える物語です。幽霊が…続きを読む
暖かな人間性を感じさせられる物語でした。 手話の事、幽霊の事、それにかかわる少年たちの事、その全てに優しさが秘められているように思いました。 短い物語だからこそ、様々な事を考えさせられ、登…続きを読む
手話部での活動を通じて、登場人物たちのやさしさがひしひしと伝わってくる文章。現れた幽霊さんを通じて、より一層心をつないでいく描写にわくわくしながら読み進められました!
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