第3話
「そろそろやめにしよーよ」
「もう、いいの?」
あのあと、自分のスキルを知って母に魔物を倒しまくってもらってい。倒した魔物を並べると、
【スライム】【アーサーペント】【ヒートドラゴン】【バーニングドラゴン】【スライムオーガ】【キラーオーガ】などなど…
「よしっ!これくらい倒してあればいいかな?早速スキル使っちゃいましょう!」
【瞬介】は、【魔物召喚】を使った!!
【スライム】【アーサーペント】【ヒートドラゴン】【バーニングドラゴン】【スライムオーガ】【キラーオーガ】を、召喚した!!
「よしっ、出たー!次は合成だー!」
【瞬介】は、【魔物合成】を使った!!
ベースの魔物と合成する魔物を選んでください。
「う〜ん、じゃぁ、ベースはスライム、合成する魔物は〜ヒートドラゴン!」
【スライム】をベースにして、【ヒートドラゴン】と合成します。
【スライム】+【ヒートドラゴン】
=【ヒートスライム】
【ヒートスライム】を、【瞬介】が、召喚できるようになった!!
合成すると、小さな火をまとったスライムが現れた。
「おぉー!鑑定してみよう!」
【瞬介】は、【鑑定水晶】を使った!!
【鑑定水晶】のレベルが、上がった!!
【ヒートスライム】Lv.35 スライム
攻撃力250
防御力300
魔法力20
(特殊能力)
状態変化…体の形を少し変化させることができる。
物理攻撃耐性…物理攻撃から身を守る。
火の吐息…200℃程度の火を吹くことができる。
(備考)
どこにでもいるスライムと、若干強いヒートドラゴンを魔物召喚士に、合成されて作られたために今は全世界で出没するようになった。
スライムの柔軟性とヒートドラゴンの火の能力が入っている。
(危険度)
★★★★★《熟練者用》
「おぉー…もしかしてやばいの作っちゃった?
まぁ、それよりも…危険度が出るようになったー!」
きっとこれにより倒される人が増えていくであろう
「それよりも…他の人はどうなったのかしらね」
「友達もどこだろ…」
「ちょっと探してみましょう」
「はーい」
〜30分後〜
「おぉー!すごーい!」
そこには巨大な壁があった
「おい!そこにいるのは誰だ!」
「わっ!だれ!どこ?」
「ここだ!門の窓だ!オレは門番の明だ!竹島明!このご時世にいままで外にいたのか?大変だったろう、よく生き延びたな!中には入れと言いたいところだが、規則でな!住所と名前を言え!」
「私は斎藤舞香、そこの沢北市に住んでいるものです、こちらは私の子供の瞬介です。」
「瞬介でーす」
「よし、ちょっと待ってろ、そこの扉から中にいろよ!」
二人は明が指差した扉に入った。中はそこらへんのホテルのような場所だった。
「それにしても、大きな壁だったねー」
「この世界で何が起きてるのかしら」
その時、入ってきたときとは違う扉が開いた。
「よし!確認が取れたぞ!こっちへ入ってこい!」
「はーい」
「わかりました」
二人が、扉をくぐると、そこには壁の外とは違い、いままでに住んでいた街が切り取られたかのようにそこにはたくさんの建物があった。
「あの地震のあとにここまで復旧したのですか?」
「いやいや、魔物もいる中あんな短時間でここまで復旧できるはずがなかろう!ここはあの地震のあとにここに建っていたのだ!」
「どういうことですか?」
「だから、どうやって作られたのか不思議なんだ!ここに住んでいた人に聞いてもそっくり同じで、壁の落書きまでも一緒だそうだ!」
「そんなことがあるんですか?」
「はっはっは!この世界に魔物が湧いて首都には直径数キロにも及ぶ穴があるんだぞ!こんなこともあるもんさ!一部の人はこれを破壊神ラディアンの天罰と創造神アリビムスの救いの手だと考えている!今はそんな宗教もあるぞ!」
「そうです、我々は創造神アリビムスに生かされているのです、しかし破壊神ラディアンが悪者というわけではありません、二人の神が、我々に試練を出したのです、私達はその試練を詳しく知ろうとしています、私達と共に神々の試練を乗り越え新たな世界を築きましょう、」
「おいっ!いいかげ…」
「いい加減このプラントに入ってきた奴らを勧誘するのはやめろ春菜」
「あら、これはこれはプラントリーダーすみませんでしたね」
「そんなこと言って、あとでまた勧誘するんだろう、それとプラントリーダーはやめろ前みたいに塁で良い。」
「わかりましたよプラントリーダー、しかしもしかしたらこのプラントに救世主が現れるかもしれないじゃないですか…、そちら方、後でお会いしましょう、フフッ」
「お前また勧誘するつもりだなー!」
「ハッハッハ!あの逃げていったやつがさっき言った宗教、アラバスト教の教徒それとこっちがこの安全地帯、北プラントのリーダー、塁だ!あの二人は地震前から知り合いのようだ!」
その時… 閃光が発して壁の一部が爆発した
魔物生産者になって思い通りの世界を作る ハチ様 @Hachi-Sama
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