概要
祖母は、戦艦『三笠』へ行きたがった。母から娘に続く繋がり。
由海子は毎年夏になると、京急本線で横浜から横須賀中央まで乗って、三笠公園へ訪れていた。娘と夫がいないときも、ひとりで。
戦艦『三笠』に行くために。
由海子が祖母と、よく来ていたから。
なぜか、祖母が亡くなってからも来ていた由海子。理由は自分でもわからない。
今年は、娘の美由もいっしょに行くと同行した。思い立って、どうしていっしょに来たのか由海子が尋ねると、美由は考えながら、答えて来た。
戦艦『三笠』に行くために。
由海子が祖母と、よく来ていたから。
なぜか、祖母が亡くなってからも来ていた由海子。理由は自分でもわからない。
今年は、娘の美由もいっしょに行くと同行した。思い立って、どうしていっしょに来たのか由海子が尋ねると、美由は考えながら、答えて来た。
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