名残の花

目覚めると水音がした。シャワーの音だ。様子を見に行くとそこには知らない女がいた。若い女だ。のんきにしてやがる。俺に気が付いたそいつは驚いて声を上げた。俺も取り押さえようとした。だがその女に触れることができない。なぜだ。こいつは何だ。まさか人間じゃないってんじゃないだろうな。


この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。