国間の闘争は、雀蜂という人造兵士の戦いに置き換わっていた。兵士に心はなく、統制された擬似戦闘が行われるはず、だった。 雀蜂を回収する戦乙女は、イレギュラーに心惑わされる。 一つのエラーが別のエラーを生み、彼女達を別の運命に運び去って行く。
聞きかじった話で恐縮だが、戦乙女は負傷していくさに出られなくなると男と結婚して母親にならねばならない。それは彼女達にとって死に勝る屈辱であり、だからこそ死ぬまで戦ったとやらいう。 どこまで事実かは知らないが、そんな壮絶さを垣間見せる緊張感溢れた良作だ。 願わくば、彼女達が神々の黄昏を乗り越えることを。 詳細本作。