　今日は令和3年1月6日の水曜日である。

　カクヨムコン36日目が過ぎた。

　ついに来ました！

　私のところにもついに来ました！

　えっ！　何が来たかって？

　読み専さんのアンチコメントですよ！

　いままで、ココがおかしい！　この文章が読みにくい！　この辺り意味わからん！　などと言うコメントは多数いただいておりました。だけど、これらのコメントは決してアンチコメントではありません。レビューの回でも書いたように、コメントを書いてくれた人が素直に、感想を書いてくれたものです。私にとっては、宝物のようなコメントです。

　今回のコメントは、びっくりするほどクソつまらん！　話数が多い割にハートが少ないのは納得と言うものでした（原文は『俺はハーレムを、ビシっ！・・・道具屋にならせていただきます』最新話289話をご参考ください。https://kakuyomu.jp/works/1177354054897447174/episodes/1177354055446817212）。

　いやぁ、うれしぬ！

　ついに来ましたよ！

　えっ！　これのどこがうれしいコメントだって？

　だって……ランカーさん達のコメント欄やレビューには必ずいるでしょ。こういうアンチの方！

　大体、物語を書いて、万人受けする話なんて、絶対ないんです！　そう、受け入れられない人には決して受け入れられない。当然なんです。それが、ランカーさんたちのコメント欄やレビューには表れているんです。

　今までの私には、そのようなコメントはありませんでした。すなわち、読みにさえ来てくれない。もしくは、一話を読んでさようなら！　の状態だったわけですよ。

　これが、わざわざ最新話の289話にコメントつけてくれたんですよ！　どう思います？

　なんか、ラブレターを貰った時のようなドキドキ感です！　いや、実際に、貰ったことは無いけれど……幼稚園の時に、一度あったかな……

　ついつい、相手の方を想像してしまいます。

　一体どんな人なんだろう？

　どんな気持ちで書いたのだろう？

　あ～ドキドキです！

　さて、この方が残してくれた情報は、アカウントと、コメントだけです。

　アカウントは2020年12月10日に登録。最近ですね。

　作品フォローが一つ。書籍化作家様のものですね。

　読者フォローが一つ。カクヨム運営公式をフォローされておられます。渋い……

　どうやら、12月10日に登録して、書籍化作家様の作品を読みに行ったのでしょうか？

　ちょっと、推理してみましょう。

　どうやら、その書籍化作家様のフォロー作品に、アカウントを登録した当日12／10に★を入れているようですね。もしかして、この作者様の熱狂的なファンなのでしょうか？

　次に、コメントを見てみましょう。

　どれどれ？

　コチラも、１２／２８におそらく、その当時の最新話にコメントを残されています。

　きっと、熱狂的なお褒めの言葉……じゃないですね……

　このコメントも辛らつな……

　本を買ったけど、追加の話もなく、web版の話をつなげただけ、webを読んでいる人は……うーん、とても悔しかったのでしょうか？　その憎しみの矛先は出版社に向けれているようです。なんか、愛しさ余って憎さ百倍って感じですね。

　10日アカウント登録をして28日最新話のコメントを残しているということは、この方、書籍化作家様のお話をその間に読み進めていたのでしょうか。

　それが終わって、次に私のところに来たのかな？

　私の俺ハレの289話にコメントが書き込まれたのは１／５。この日のPVは１５７ですね。と言うことは、一日で読み通したというわけではなさそうです。過去のログを見てみると、大体1／2頃からPVが伸びています。もしかしたら、この辺りから読み始めてくれたのでしょうか。もう、うれCィぃぃ！

　もしかしたら、話を読まずに最新話だけにコメントを残して行った場合も考えられますが、これについては後で考察しましょう。

　このアンチの方が読み進めてくれたと仮定した場合、複数の日にちをかけて読んでくれたことになります。この辺りが分かるのが、だれにも全く読まれない作品の強みですね。だって、PVがそもそも無いのですから、丸わかり。えへっん！

　となると、わざわざ、最新話まで読み進めて、アンチコメント書いていってくれたことになります。なんか、愛を感じません？

　だって、びっくりするほど面白くないんですよ。

　わたしだったら、数ページ読んで、ページを閉じますよ。だって、時間の無駄じゃないですか。

　それが、最後まで、読み切ってくれる。これこそ愛のなせる技！

　そして、アンチコメント次の文章では、ハートが少ないのは納得とおっしゃっておられます。

　うーん、読み専の方に読まれない私クラスの作品では、♥は大体、これぐらいの数ですね。決して多いとか少ないとかのレベルではありません。と言うか、そもそも、ハートが入らないですから！　残念！

　と言うことは、この方は、何と比較して、ハートが少ないと書いたのでしょうか？　この方が前に読んだと思われるのは書籍化作家様の作品です。

　もしかして、この作品と比較して、私の作品の♥が少ないとおっしゃったのでしょうか？

　もし、そうであるならば！　感激の極みです！

　だって、私の作品を書籍化作家様の作品と比較してくれたのですよ！

　普通、そんな恐れ多いことできませんよ！

　書籍化作家様の作品と比較すれば、まさに月とスッポン、いや、月とミジンコぐらいの差があります。

　それを、この方は、比較してくれたのかもしれません。

　と言うことは、私の作品も、だんだんとレベルが上がってきたという事なのでしょうか？

　いやぁ、来たよコレ！

　しかも、気になるのは、あえてハートの数としたところですね。

　もしかして、この読み専さん、作者様のなりすましなのでは？

　ふと、そんな疑問も心をよぎりました。

　しかし、もしそうであるならば、けなすべき個所は、PVの低さでしょうね。これだけの話数に対して、異常に低いのはPV値になります。ハッキリ言って読まれない作品って丸わかりですから。次に、けなすなら★の数でしょうか。最後に♥、ハートもけなすなら、数ではなくて質をけなすかな……要は、この程度の作品なら、ハートの数は大したことが無い、それよりかはハートを入れてくれた人の内容が重要になってきます。上位に行くには、読み専さんのハートがいるのです。それが、私の作品には全くないのです！

　でも、やはり、ここまで気が回るのは、作者の方でしょう。日ごろ、自分の作品がどうなのかを気にしているため、★やPVを気にしてしまう。だからこそ、けなすときも、それをけなしてしまうのでしょう。これに対して、このアンチの方は、♥の数です。私の予想では、本当に読み専さんなのか、どうでもいいのではないでしょうか？　読み専さんにとって、PVはすぐさまわかるものではありません。アクセス状況を開き、いちいち確認しないといけない面倒な作業。★もパッと見は分かるけど、多いか少ないかどうかの判断がつかなかったのかも、いや、それ以前に興味がないのかもしれません。ページを読み進める中で得られる情報はハートの数です。それが、自分の知っている作品と比べて少ないというけなし。こう考えると自然ですね。

　まぁ、私の様にへんてこな解釈をすれば、ハートに言及したのは、ある意味、愛の表れなのかもしれないと曲解してしまいますが！

　最後に、最新話にのみ閲覧して、コメントを残したという場合はどうでしょうか？

　この場合、内容を読まずに、アンチコメントを残したことになります。

　その理由は何なのでしょう？

　妬み、嫉妬、嫌がらせ……いろいろ考えられますが、少なくとも言えることは、相手の視界の中に私の作品があるということです。

　視界に入らないものは、気になりません。だから、アンチコメントを残すことはあり得ません。今までの私の作品がそうでしたから。

　では、なぜ、コメントを残したのか、何かの原因によって、私の作品が眼に入ったのでしょう。

　今はカクヨムコン。カクヨムコンの読者選考の足の引っ張り合い？

　それは無いでしょう。そもそも、このレベルでは読者選考突破はまず、不可能。

　なら、ツイッターで絡みすぎて嫌がらせに来たとか？

　うーん、これも考えにくい。と言うのも、嫌がらせをするのであれば、私の作品のみにアンチコメントを書くはず、この方は書籍化作家様の作品にもコメントを残しています。

　ジェラシー？

　何の？　もしかして、作品がよくなってきたことに対するジェラシー？　いやぁ、それはないない！

　複アカ？

　複アカとは複数アカウントの事である。この複アカを使って、ランキングを操作しているという噂がないわけではない。まぁ、この複アカがバレると、カクヨム運営から一発アカウント停止を食らってしまう、とても怖い所業なので、よい子の皆は決して手を出さないように！　そのため、多くの複アカは、自分の作品のみならず、他の作品をフォローしたり、★を飛ばしたり、コメントを残したりして複アカの痕跡を消しているらしい。そして、現在、カクヨムでは、アカウントごとに、読んだページがカウントされる仕様になっている。これにより、一話のみ読んで、★を飛ばしたりすると、アカウント停止される事態が発生しているようである。おー怖い怖い！

　この複アカの場合、おそらく、使用している本人もそのことは熟知していることでしょう。そのため、最新話のみ読んで、★を飛ばしたり、コメントを残すということはしないかもしれません。全ての話にとりあえずログを残す。手の込んだ複アカを作っていきます。この複アカの場合、私に対するコメントなんて、何の気持ちもこもっていないものになります。考えるだけ無駄……

　長くなったな……この辺りでまとめよう。

　さて、どの推理が、正解なのだろう。

　私としては、愛のルートが一番ロマンチックなのだが、どうだろうか？

　無い？

　ないかぁ……って、そもそも、この方、女なのか？

　いやいや、愛にはいろんな形があるものよ！　ｂｙピンクのオッサン

　★をつけてくださった作者様

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　作者宮嶋ひなさま

　無神論者の巫女さん、神様に嫁入りする

　https://kakuyomu.jp/works/1177354055211839533

　第6回カクヨムWeb小説コンテスト参加作品