どの視点を最初に練ってから話を作ったのか気になる

この作品は人と神もしくは神のような存在と黒猫の視点でそれぞれ描かれているのですが、読んだ感想として一番凄いなと感じたのは、同じ出来事を3回繰り返し語っているにもかかわらず飽きさせずに読ませる作者の力量です。
非常に手慣れているというか、スマートな文章です。

そして、ひとこと紹介にも書きましたが、この物語を書くにあたって誰目線から組み立て始めたのか?
作品にも作者の執筆工程にも興味の湧く物語でした。

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