どうも、「わたしの幸せな結婚」及び顎木あくみ先生のファンで、自称小説家の卵子です。
第一話は、「わたしの幸せな結婚」をご存知の方へのメッセージとなりますが、この話、清霞の姉である葉月目線がメインという、珍しいものだということを奮ってお伝えしたいと思います!
「わたしの幸せな結婚」本編では、美世や清霞だけでなく、堯人様や鬼に嚙まれた名無しさん等、色々な立場のキャラクター目線で本編が進んでいきますが、葉月目線での描写はほぼないため、本編に載っていない話、という点に加え、ファンとしては、貴重な話だと思います。
また、葉月目線にすることで、本編に載っていた、大海渡少将からのお見舞いが手ぬぐいだったこと。それを見た葉月の切ない心情が細かく描かれており、普段から明るくて元気な彼女の、どこかほろりとした一面を感じることができます。ここはやはり、本編を読むだけではわからない、番外編を読んだ読者の特権です!
でも、最終的に、天然で、清霞のために何かしようとする美世の真っ直ぐなところや、その方向が変な所へ向いても、必死で傷つけまいとする弟、清霞を見て、「やっぱり美世ちゃんかわいい!」と、葉月の持ち前の明るさで締めているので、読者としても安心できます。
第二話と第三話は、三巻にチラッと出てきた、「清霞の酒の強さは非常識なほどであるし、記憶を失くす性質ではない」という一文の意味が良く良くわかることになりますよ~( ̄ー ̄)ニヤリ
ラストで爆笑しました(*´∀`)
「わたしの幸せな結婚」を別の角度から知ることができます!ファン必見です!