あとがき
あとがき
こんにちは。矢田川いつきです。
まずはここまで読んでくださった読者の皆様。本当にありがとうございました。もう感謝感激雨あられで、どれほどお礼を言っても言い尽くせません。本当に、本当に、ありがとうございます。
さて。本作執筆にあたり、少しあとがきを書かせてください。
本作は、「命」をテーマに、三年ほど前に考えた物語でした。本当はもう少し練ってから書きたかったのですが、生きる意味を見失いそうな、不安定な今の世の中に当てられ、執筆することといたしました。
執筆していくうちに、「生きる意味」について本当に深く考えました。(病んでいるわけではないので、気分は哲学者でした。)
光里の「悲しい」生きる意味を変えるには、どうすればいいんだろう。
短い人生だった美沙の生きる意味は、なんだったんだろう。
抜け殻のように生きてきた陽人が「しっかり生きたい」と思うためには、どうすればいいんだろう。
姉の死と、死の影を見せる陽人を見て、幹也は何を感じるだろう。
親友の死と、自分の生死を見つめることになった美咲は、何を思うだろう――。
考え始めたら、キリがありませんでした。
本作では、私なりの死生観の結論を書きあげたつもりです。非常に重いテーマですし、賛否もあるかと思いますのでここでは明確には触れませんが、もし何かを感じていただけると作者冥利に尽きます。(そして想像以上に重くなったことを、少し反省もしております……)
次回作は一転して、コミカルなラブコメに挑戦中ですので、もし応援していただけると嬉しいです。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。
それでは、またどこかで。
そして命が輝いたから 矢田川いつき @tatsuuu
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