幼馴染は、ジャンルを越えて不遇なものなのか。ミヤの目の描写と破天荒で堂々とした行動が印象的。幼馴染の定説とか関係なく、ミヤの美しい目とカタンの愛憎で濁った目では勝敗は決まっていたんだろうな……。言い伝えられている事と反対の締めには、カタンの本来の人柄が見えるので哀しい。読んだ個人的な印象では、最悪の事態にはなってなさそうなんですが、事実がどっちにしろ、カタンに関係ないんでしょう。お話の都合のいい部品にならず主役を張った彼女みたいなのは個人的には好きですけどね。同じユキを瞳に映しても、一人と二人が見る雪は違うものなのです。
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