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概要
想いが通じる5分前だが、最後はかならず私が勝つ!
私には、好きな男の子がいる。
そいつは幼馴染みのようなもので、昔からずっと私の近くにいた。
中学生になって男女の距離感が難しくなっても、そいつにとっての私は女友達。
だけど高校生になりしばらくしたある日、突然、距離を置かれるようになった。名前でなく名字で呼んだりして。
理由を聞けば、誤解されたくないという。
私のことを意識しているのではなく――彼には、好きな女の子が他にいて。
私は自分の気持ちを押し隠しながら、彼の相談に乗ることで「友達」でい続けることにしたのだけど。
お察しの通り――当然だけど、負けるつもりはないわけで。
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