登場人物の物言いや情景の描写、垣間見える世界観等が不思議な魅力を持って私を引きずり込みました。あと女神可愛い。
しっかりとした世界観の上に、勇者とか魔王とか聖印だとかが登場します。一癖も二癖もある登場人物に振り回されながら、主人公はもがきます。懲罰という名の戦闘ばかりを繰り返しておりますが、それでも面白い…続きを読む
読みはじめると止まらなくてなりました。よくあるファンタジーを視点を変え価値観をそのままにしてもなお面白いです。
「勇者刑とは、もっとも重大な刑罰の名前である」冒頭に出てくるこの文章に偽りはない。主人公たちが放り込まれる戦場は、毎回絶望的に不利な物ばかり。それもそのはずで、彼ら懲罰勇者は捨て駒と同義。何故…続きを読む
近世~近代レベルの文明水準の異世界を舞台に、『スーサイド・スクワッド』みたいな「刑罰としての異能の特殊部隊」ものの物語を展開する作品なんですが、これを「鉄砲玉としての勇者」という発想と接続してまとめ…続きを読む
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