概要
ダイイングメッセージを読み切れ!
古尾は片桐の度重なる小さないたずらに危機感を覚え、殺した。現場に残してはまずい痕跡を処置してから、ふと遺体の方を見やると、片桐は自身の血を使って何かを書き遺していた。まさか現実に、ダイイングメッセージを遺す奴がいるなんて……と驚きを禁じ得ない古尾。だが、メッセージを見てさらに困惑した。片桐は何故か、「あおきたくや」と書いていたのだ。
拙い作品を読んでくださり、ありがとうございます。声なき感想・批評も含め、創作の糧にしていきます。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!死者には口がないが、遺志は朽ちない!!
このたび、被害者からの挑戦を受けました。
たった今殺した人が残した。書きたてほやほやのメッセージ。
どうにか利用して、第三者に罪をなすりつけてやりましょう。
どうせ死人に口なし。生きている僕に何も成すすべがないさ。
あの世ではせいぜい、殺されないように気を付けることだな。
なーんて考えたのもつかの間。
まったく。厄介な奴を殺しちまったもんだ。
死んでからも僕を悩ませるなんて。
この挑戦。僕は最初「読者」として受けましたが、
「犯人」として読むのをお勧めします。
被害者と犯人。
どちらが勝つかは、当然「読者」である皆さまのひらめき次第!!
殺してからすらも一瞬も気が抜けない。
こ…続きを読む