このたび、被害者からの挑戦を受けました。
たった今殺した人が残した。書きたてほやほやのメッセージ。
どうにか利用して、第三者に罪をなすりつけてやりましょう。
どうせ死人に口なし。生きている僕に何も成すすべがないさ。
あの世ではせいぜい、殺されないように気を付けることだな。
なーんて考えたのもつかの間。
まったく。厄介な奴を殺しちまったもんだ。
死んでからも僕を悩ませるなんて。
この挑戦。僕は最初「読者」として受けましたが、
「犯人」として読むのをお勧めします。
被害者と犯人。
どちらが勝つかは、当然「読者」である皆さまのひらめき次第!!
殺してからすらも一瞬も気が抜けない。
この魅力的な挑戦状。噛みしめて、ご賞味あれ。