応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 第2話 片目の魚への応援コメント

    冒頭の町の説明が本当に住んでいる町のようで、じっくりと読んでしまいました。

  • 第1話 雨のまぼろしへの応援コメント

    こんにちは。集合落選作企画の染谷です。
    一言一句、取りこぼしを許さないような文体に魅入られました。
    これから巨大な不思議が始まる、そんな予感を含んだ1話。とても素敵です。
    次話もできるだけ早く訪ねさせていただきます。

  • 第26話 鯨あらわるへの応援コメント

     鹿島さんは一見、どこぞの伴天連かぶき僧侶みたいな
     恰好なんですかね、
     正装なんでしょうけど、彼がやるとどうも傾奇者になってるような(笑)

  • 第20話 呪術師と魔術師への応援コメント

     太夫と鹿島の正体にも驚きだけど、
    『躑躅姫』のエピソードの方が心に残りますね。
     以前似たような『まんが日本昔話』を見た事があります。
     あれは早く男に会いたくて、ショートカットの為に大きな沼を
     泳いで毎晩やってくる女に、恐れをなして男が待ち合わせ場所に
     行かなくなってしまう話でした。
     それでも毎晩、女が沼を渡り続けて、いつしか姿が見えなくなってしまうという。
     もう、これを初めて見た時、『意気地なしめっ』って思いました(>人<;)
     しかし昔話の恋絡みって、女の方がいじらしく悲劇になる事の方が多いですねぇ。

  •  ここであの指輪の送り主が出てきましたか。
     絶対貰っちゃいけない部類の指輪ですが、子供にはわからないですものねぇ。
     しかし、冒頭の男子寮生の金魚すくい、実際にいそう過ぎる(≧∇≦)
     なんか大学祭ぽくていいですねぇ。
     それにしても本当に毎回
     白昼夢感 漂う雰囲気が秀逸です!

  • 第15話 早春火葬への応援コメント

     今現在はコロナのせいで、火葬場までこんなにずっといられないかも
    しれないですね。
     死者とのお別れも満足に出来ないままに、縁まで切られてしまいそうな……。
     以前、癌で亡くなった先輩のお骨が、所々ピンク色で
    つい『綺麗』と言ってしまったのですが、
    あれは抗がん剤のせいで骨が染まったのだと聞かされて
    悲しくなった覚えがあります、
     ただ、輪廻という考えで行くならば、死は終わりと同時に
    始まりでもあるという訳ですね。

     相変わらず何とはない日常の情景が、どこか郷愁を感じさせます。
     これからもゆっくり読ませて頂きます。

    作者からの返信

    コロナ前だったら、出棺前、火葬前、火葬後と、何度も死者との別れができますよね。亡くなったひととの別れが十分にできないことは、本当に悲しいことだと思います。

    そのひとの遍歴によって、お骨のありようは違うのですね。

  • 第14話 怪人(side: 竜胆)への応援コメント

     まず少年のストーカー的存在がリアルで怖いっ。
     リアルでそういう人いますからねぇ……(=_=;)
     それと物の怪とどっちが良いと言われると難しいとこですが……。
     ダブルで来た竜胆ちゃんは尚更怖かったろうに……。
     なのに生々しさが嫌悪感まで催さないように、浄化されて描かれているのは
     作者様の腕ですね。
     この回の情景も、本来なら何の変哲もない町の描写なのだろうに
     何故かどこか1枚空間がズレている気がします。
     そして秀逸なのは、その場の気温や匂いを感じる事。脱帽です。

     ちなみに竜胆ちゃんといい、お友達の鶺鴒ちゃんといい
     名前がキラキラネームどころか、書くのが難しいっ!
     ある意味。温故知新的に新しい名前ではありますが
     小学校の頃に自分の名前が難しくて書けなくて泣いたという
     芸能人の話を思い出しました。
     話がズレてすみません(^-^;)


  • 編集済

    第13話 荒神寮の寮生たちへの応援コメント

     私は大学生活はしたことないですが
    ある日の大学生たちの日常がとても心地よいと感じました。
     彼らは大人になっていつかこの日の頃をしみじみ懐かしく思うのでしょうね。
     そのいつもと変わらない日常に潜む、薄く滲み出て来る怪しの気配が秀逸。

    ***大変申し訳ありませんが、ここからがちょっと辛口な事を……***

     なので今更ですが、前回突然に仙人とか神様のゲームが入ってきたのは
    ちょっと早計だったような気がします。
     こういう気配を匂わしてから、段々とああいう本奇怪に出くわしていたら
    もっとすんなりと入れたかも知れないのに、ストーリーが急カーブしたような
    感を受けていましたので。
     ですから、これくらいの気配に怯える主人公に、今更感を感じてしまいました。 
     
     せっかくこれだけの情景描写が出来るのに、順番がもったいないなぁと
    思い、ついお伝えしたくなりました。
     自分の事を棚上げしての乱文、失礼いたしました。

    (後日あらためてこんな偉そうな事を言っていたかと思うと、我ながら本当に申し訳ない気持ちでしたが、それを快く受け取ってくださり、本当に有難うございます)
     
     でもこれからも遅読ながら、読ませて頂きますのでよろしくお願いいたします。

    作者からの返信

    構成に関するコメント、とても参考になります。本当に助かります。ありがとうございます。

  • 第9話 嘘つきな神仙への応援コメント

    哀しいことでも、幸四郎君は
    イザナギノミコトと同じ過ちをやろうとしてますね……。

  • おお、いきなり物語が急展開してきましたね。
    この先が楽しみです。

  • 第7話 結納品への応援コメント

    いつもと変わりない日常からの、突然の怪奇話?!
    これは夢か、祭りが見せる幻想か……。

  • 第5話 巻貝の塔への応援コメント

    勝手に自分の名前を使われていた(?)という事実も気持ち悪いですが
    その不穏な気分を消し去るような
    大学図書館の地下迷宮のような本の世界。
    もうここだけでラビリンスファンタジーです。

    そういえば夢ってどうして、行った事もないような場所の道順を
    知っていると思うのでしょうね?
    全く知らない人を昔からの知人のように自然に知っていたり
    まるで催眠にかかっているような、不思議な脳の生み出す幻影。
    普通の日常を描かれているのに、
    どこか普通とは薄い膜一枚ズレていくような感触。
    これも御作の文章の色なのでしょうか。


  • 編集済

    第2話 片目の魚への応援コメント

    初めましてコメントにて失礼いたします。
    自主企画を覗いたきっかけで御作を知りました。
    味わいある風土の情景など、描写力に脱帽の思いです。
    昭和どころか平成を過ぎた現代であるのに、どこか懐かしさを感じる雰囲気。

    ただ、1つ希望を述べさせていただくと、良く出て来る人の名前などが
    難しい読みの場合は、読みを入れて欲しいと思います。
    『竜胆』知ってる人は知っておりますが、無学の私のような者だと
    ここでけつまづいてしまいます(^_^;)
    (雰囲気を重視されるためとかならば済みません……)
    なんとなくラッパみたいな花の名前だったとしか、記憶になく
    ネットで調べました。
    『リンドウ』読みは綺麗ですよね。漢字はごついですけど。

    昨今の軽い文章が読みやすく、もてはやされる風潮の多い中
    このような文体に出会えてこれからが楽しみです。
    遅読でもありゆっくり今後読ませて頂きますので、よろしくお願いします。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    いやおいに関しては思い入れを込めて書いたので、懐かしい風景として読んでくださったのは、大変嬉しいです。

    ルビについてのご指摘、助かります。時間のあるときにちょこちょこ修正していきたいと思います。