応援コメント

第5話 巻貝の塔」への応援コメント

  • 勝手に自分の名前を使われていた(?)という事実も気持ち悪いですが
    その不穏な気分を消し去るような
    大学図書館の地下迷宮のような本の世界。
    もうここだけでラビリンスファンタジーです。

    そういえば夢ってどうして、行った事もないような場所の道順を
    知っていると思うのでしょうね?
    全く知らない人を昔からの知人のように自然に知っていたり
    まるで催眠にかかっているような、不思議な脳の生み出す幻影。
    普通の日常を描かれているのに、
    どこか普通とは薄い膜一枚ズレていくような感触。
    これも御作の文章の色なのでしょうか。