年頃と小泉八雲(140字小説)

塩塩塩

年頃と小泉八雲

子どもと体中に字が書かれた父親が、街を歩いている。

父親が言った「年頃の子どもは親と一緒にいるところを友達に見られたくないものです。

新聞記事が書いてある部分は、若者には透明に映り見えないのですよ。

若者は新聞離れしていますから」

父親は耳に新聞記事を書き忘れた事に気付いていなかった。

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年頃と小泉八雲(140字小説) 塩塩塩 @s-d-i-t

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