魔法使いの代償で、鉱物へ成り果てた姉を顔料に絵を描く妹の百合です
とあるオフィスビルの一角、一面真っ赤に塗られた巨大な絵画が飾られていた。それを日課のように絵を眺めている清掃員の老婦人から語られる物語は、魔法使いを目指す姉と、画家を志す妹との異常な確執によってもたらされる、奇妙かつ悲劇的な呪いとその代償の物語であった。
おすすめレビュー
小説情報
バーミリオンキャタピラー
高橋末期 @takamaki-f4
参加した自主企画イベント
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魔法使いの代償で、鉱物へ成り果てた姉を顔料に絵を描く妹の百合です
とあるオフィスビルの一角、一面真っ赤に塗られた巨大な絵画が飾られていた。それを日課のように絵を眺めている清掃員の老婦人から語られる物語は、魔法使いを目指す姉と、画家を志す妹との異常な確執によってもたらされる、奇妙かつ悲劇的な呪いとその代償の物語であった。