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概要
あと、鬼退治するのが桃太郎だと思うなよ
むかし、むかし。
ある所におじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へ柴刈りに。おばあさんは川で洗濯をしていました。
おばあさんが洗濯をしている時、川上から大きな桃が流れてきました。
どんぶらこ、どんぶらこ。
大きな桃を家に持って帰ってきたおばあさん。おじいさんも大きな桃を見て驚きます。
「こんなに大きな桃、食べられるかしら。」
「なに、余ったら村のみんなに分ければいい。」
おばあさんが包丁で桃を真っ二つにしようとした時ーーーー
「おぎゃぁ、おぎゃぁ…って言えばいいんすか。」
出てきたのは赤子ではなく、齢七つくらいの子供でした。
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