零戦の撃墜王が異世界で竜騎士になる異色の作品

第二次世界大戦下のラバウルで零戦のパイロットとして、激戦を生き抜いてきた青年が主人公のこの作品。
物語は主人公がアメリカ軍との交戦中に謎の虹色の雲によって、別の世界へと迷い込んでしまったことから始まります。
主人公が目を覚ますとそこは自分の知っていた世界ではなく、魔法やドラゴンが存在する不思議な世界だったのです。
零戦乗りである軍人だったというだけで特に優れた能力や凄い魔法を使える訳でもない主人公は時に迷い、時に戸惑いながらも元の世界へ戻ろうと再び、空を目指す。
竜騎士という名のパイロットとして、相棒とともに!
その流れが非常に読みやすく描かれており、旧日本軍の軍人という主人公も人間味があり、現代人にも分かりやすい人物なので親しみが持てると思います。

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