第5話 初体験への応援コメント
1ヶ月以上お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。「異世界ファンタジーの作品で生き残りバトルしよう」への参加ありがとうございました。
まずは、生き残りおめでとうございます。日本軍の兵士が竜騎士になるというのが斬新で、見事ファイナリストになりました。
主人公の勝が、異世界の文化に触れ、色々驚いたり感心したりしている様子が、初々しくてとても可愛かったです笑
無事、日本に帰ったとして、もしかしたら戦争が終わっているかもしれないので、帰国するまで気が抜けませんね。
さて、生き残りにあたり、この自主企画の結果や考察をまとめた作品「小説バトル・ロワイヤル」にて、こちらの作品の作品紹介を掲載出来ればと考えております。
一言紹介のような、軽いものにはなってしまいますが、せっかく生き残った唯一無二の作品ですから、どうか前向きにご検討頂ければと思います。よろしくお願いいたします。
作者からの返信
閲覧ありがとうございます(^^)
なんと❗️ファイナリストに残りましたか❗️
紹介させていただけるのはぜんぜん構いません、むしろよろしくお願いいたします🙇
編集済
第1話 黒の死神への応援コメント
>追記
「閲覧ありがとうございました😊」との返信をいただきましたが、私は閲覧したのではなく、ご申請に基づき構成評価をつけさせていただいた立場です。
構成評価に対するフィードバックを残すかどうかは自由だと思いますが、今回のやり取りはPV稼ぎやハート稼ぎに利用されたように感じられ、返信をみて不快になりました。
同じことを他の方にもされれば、誤解や不快感を招きかねません。どうかこの点について、真摯に向き合い、今一度ご返信の内容をご一考いただければ幸いです。
ーーーーーーーーーー以下 コメント原文ーーーーーーーーーー
ウゴクヨミヒルです。企画へのご参加ありがとうございます。
割烹のコメントに申請がありましたので、構成評価をつけさせていただきます。
https://kakuyomu.jp/users/ugokuyomihiru/news/16818792438743393446
5年かけた力作!これは私も頬を叩いて挑ませていただきます。
読みはじめる前に概要を読みました。ちょうど私も転生ものを書いているので楽しませていただきます!
戦争ものは漫画の「ジパング」(かわぐちかいじ)くらいしか愛読しているものがなく、戦闘機バトルものはエースコンバットくらいしか経験がないので、知識面で読者対象外かもしれません。その点ご容赦ください。そういう距離感にいる読者としての所感もつけていきますね。
>1943年7月の某日、花京院勝は三菱零式艦上戦闘機22型に乗り〜
から
> 勝は渋々、彼らに腕を掴まれて、外に続く階段を登り始めて行く――
まで読みました。
### 通読中に気になったこと ###
>1943年7月の某日、花京院勝は三菱零式艦上戦闘機22型に乗り、一式陸上爆撃機5機の護衛をしながら、5機の零戦とともにブービンゲル上空を飛んでいる。
>(うーん、いつ見ても綺麗な光景だ。これが戦争でなかったら、観光で来たいものだ……!)
> 誰が好き好んで、戦争に、しかも激戦区のラバウルに行きたいものか――勝はそう思い、辺りを注意深く見まわす。
始まり方がなんかゆったりしてていい感じ。個人的にはコクピットから海や空を眺めた描写があってもいいかな、と思いました。この勝くんの「いつ見ても綺麗な光景」を、想像ではなく作者の言葉で知りたいということです。
物語の最初の部分で、日常では決して見られない戦闘機からの空と海。
ここで唸らせる描写があれば読者のハートをいきなりキャッチできそうです。
>ラバウルの兵士の消耗率は高く、生きて帰ってこれたのは全体の数パーセントである。
> 最新鋭の零戦があったとはいえ、中国戦線で30機もの戦闘機を撃ち落とし、真珠湾攻撃に参加した勝に、ラバウルでのお呼びがかかったのが半年前である。
> この頃になると、はじめの破竹の勢いはミッドウェー海戦で正規空母を4隻失う大打撃を受けてから翳りが見え始めており、米軍の猛攻が始まってきた。
> 同僚が次々と亡くなっていく中、勝は故障が多い零戦で50機もの敵を撃ち落として、瞬く間にトップへと躍り出た。
戦記的な文調ですが、不慣れな自分でも理解できます。
> だがそんな勝にも、好敵手的な存在がいる――
>「あ、あっ!」
> 雲の谷間を飛んでいる時、アイスキャンデーと呼ばれる曳光弾が一式陸攻を捉えて、瞬く間に一撃を受けて火を吹いて落ちていくのに気がつき、勝たち護衛戦闘機部隊は高度を上げ、残っている陸攻隊は雲の谷間に逃げる。
>(クソッタレ、何処にいやがるんだ?)
> 雲の中に入った勝は、曳光弾が風防をかすめていくのが目に入り、後ろを振り向く。
容赦なく専門用語が続きますが展開は追えています。ただ、形とか質感がわからないので、フィーリングで理解しながら読む感じになりそうです。
>「黒の死神……! 貴様だったのだな……!」
>黒の死神と呼ばれるP38は、勝に一撃を加えた後に離脱をする。
> オクタン諸島で完全な零戦が手に入って研究が進められた結果、脆弱な防御と高度での格闘性能が落ちること、急降下に耐えきれない機体である弱点が敵側に分かってしまい、一撃離脱戦法なるもので零戦の最強神話は崩れ落ちた。
説明パートと交互に読ませる感じかな。
> ラバウルには、黒塗りの機体の、黒の死神と呼ばれるP38がおり、そいつはバタバタと零戦を撃ち落としていくのだが、勝は持ち前の戦闘技術と生まれ持った勘で何度も命の危機をかいくぐり、黒の死神との再戦を果たすことができた。
> 目の前を離脱していくP38を、勝は追いかけて行くのだが、零戦の最高速度は560キロ程度、P38の最高速度は680キロとその差は100キロ近く、みるみるうちに引き離されて行く。
>(逃さない、ここだ)
> 戦闘機同士の戦闘は、高速で行うために撃ち落とすのは至難の技なのだが、勝は速度を上げて逃げて行く前に、弾道の伸びが良い7.7ミリ機銃を神業的な技術で黒の死神のプロペラに当てる。
> そいつはプロペラに当たったことでバランスを崩すのだが、それでも速度は少し落ちた程度で、勝を引き離していく。
>(後少しなんだ、絶対に撃ち落とす、この前の借りは返すからな……!)
> 勝は二週間前に黒の死神と空戦をして被弾し、脱出してジャングルに落ち、ゲリラに追われながら命からがら基地へと戻った。
> リベンジとばかりに黒の死神を追うのだが、目の前には虹色の雲が、まるでそこだけが卵のようにしてすっぽりと周りから抜け出しており、その雲に向かって、黒の死神は入って行く。
エースコンバットを遊んでいたおかげで大部分はフィーリングで理解できました。
私的には「目の前を離脱していくP38を、勝は追いかけて行くのだが、」と、こういうドックファイトシーンでは、どこを追いかけているかまで描写があるとリアルになると思いました。追っているのは相手戦闘機のケツですよね。
しかし、
・そいつはバタバタと零戦を撃ち落としていくのだが、
・勝は追いかけて行くのだが、
・高速で行うために撃ち落とすのは至難の技なのだが、
・そいつはプロペラに当たったことでバランスを崩すのだが、
・リベンジとばかりに黒の死神を追うのだが、
短い間にこれだけ「のだが」を見せられると「またか」と思えてしまいます。
「しかし」「それでも」「一方で」「だが」など、接続詞の活用をご検討ください。
あと「目の前には虹色の雲が、まるでそこだけが卵のようにしてすっぽりと周りから抜け出しており」がよくわかんねぇっすw
たぶん虹色で卵型の雲が単独で浮いてる感じだと思うんですが、例えば、
「リベンジを誓い、黒の死神を追う勝の視線の先に、虹色に染まる卵状の雲がゆっくりと渦を巻きながら浮かんでいた。その雲の中へ、死神が飛び込んでいく。」
とか、いろいろ書き方がありそうですね。
緊張感のある場面で卵というワードが混じるのは、検討の余地もありそうですが、私的には異物感があって好きです。卵と聞いて、形だけではなく「つるん」としたイメージの方が強く走る人もいるので、卵型として形を強調、ただ型だと固形を連想させるので「状」にしてみました。
私的には大きさや質感などがもっと知りたいですね。ラピュタの雲みたいな感じならそれ相応の描写が欲しいですし、本当に卵のようにつるんとした感じならそれはそれで描写不足。
>(この雲はなんだ?見たことがない異質な雲だ……だが、仲間の仇、この前の仇、必ず撃ち落とす……!)
> 勝はスロットルを限界にまで絞り、虹色の雲の中へと入って行く。
> ――そして、勝の意識は消えた。
消えた → 途絶えた、かな?
消えた、でも言いたいことはわからなくはないけど、「途絶えた」を上回る含意もなさそうかなぁ。
>🐉🐉🐉🐉
区切りが龍だ〜w かわいい。
> 薄暗く、鼠の鳴き声が聞こえる狭い部屋の中、周りは鉄格子と石壁に覆われており、雨が降ったのか、石壁に生える苔からは水の音が滴り落ち、その音で勝は目が覚めた。
お、転生きましたね〜。ただ、いきなり一文の情報量が多くて、イメージが固まる前に次、次、と情報が入ってくるのが辛いです。
実質、ここから始まりみたいなものだと思うので、この一行を深掘りしてみましょう。
読者は書いてある通りの順番に認識し、想像します。
読者フレンドリーを意識するなら、上中下(上から下へ)、左中右(左から右へ)などと、最初に向いた一方向に流して認識できるようにしたほうがいいです。逆に、探し物をしていたり、敵に囲まれている場合なんかはあっちこっちに振り回した方が劇中の状況と同期しやすいですね。
部屋の描写なら、例えば、大情報(部屋の広さや構造)→中情報(家具など)→小情報(机の上の状態とか)など、全体から細部へ、あるいは細部から全体へ、という風に、一方向、あるいは種類をまとめて、読者のフォーカスを遷移させたほうが楽にイメージできます。
原文ですと、
薄暗く(雰囲気)
鼠の鳴き声が聞こえる(環境音)
狭い部屋の中(位置)
周りは鉄格子と石壁に覆われており(環境構造)
雨が降ったのか(推測)
石壁に生える苔から水が滴り落ち(対象の状態)
その音で勝は目が覚めた(主人公の反応)
と、異なるカテゴリの情報が途切れ途切れに並んでおり、意味はわかるけど絵としてのイメージが落ち着きにくいです。脳が疲れる感じ。
これを例えば、並び方をかえるだけでも、
『鉄格子と石壁に囲まれた薄暗い部屋には、鼠の鳴き声が微かに聞こえてくる。雨が降ったのだろう、石壁に蔓延る苔からは水が滴り落ち、その音で勝は目が覚めた。』
鉄格子と石壁に囲まれた薄暗い部屋には(場所と雰囲気)、
鼠の鳴き声が微かに聞こえてくる(環境音)。
雨が降ったのだろう(推測・観察)、
石壁に蔓延る苔からは水が滴り落ち(対象の状態)、
その音で勝は目が覚めた(主人公の反応)。
このようにすっきりしますし、読者のフォーカス的にも、部屋全体様子→細部→主人公、という大枠の流れに集中しやすいです。「狭い」は削ります。わざわざ広い部屋をイメージするのはフェアではありませんし、この後の内容のどこかで触れても十分かな、と。
作品が維持したい文章のリズムが絡むので、これが正しいと言うわけではないのですが、少なくとも原文は、あまり見ない読ませ方だと思うというのが正直なところです。
あと、これの前が、意識が消えた的なことで終わっているので、「目が覚めた」より「勝は意識を取り戻した」の方が適切だと思います。目が覚めただとまるで寝てたみたいですし、寝ていたのならそれ相応の描写が欲しいかな。
>「はっ。……おい、ここは何処なんだ?」
> 勝は立ち上がろうとするのだが、両手両足に付けられた鎖が邪魔をして、立ち上がることができないでいる。
立ち上がれなくなる両手両足への邪魔な鎖のつけ方がピンとこないんですが。
鎖が短すぎたりして、実質体が床に固定されてるような? しゃがんだ姿勢くらいはOK?
ここは描写不足っすね。
> 勝の眼に映るのは、松明の火と、それに照らし出される石壁、壁に描かれた、羽と鱗で覆われた化け物の絵、そして、甲冑に身を包み、片手剣と槍を装備している兵士らしき人間――
勝の眼に映るのは→身動き取れないから目で周りをみるくらいしかできないって感じかな。というのは読者の勝手な附帯です。「仕方なく、目だけで周囲を見回す」とか一言追記するだけでも、描写に説得力が加わりますね。
ただ、原文だと頭すら動かせない印象が加わりますが、そうなんですか?
それに、眼は生物的な言い方なので、読者はここで勝の眼球表面に反射するものを通して、周囲の状況を知るイメージを持ちます。ただ、私的には勝の眼に映るイメージではなく、勝が目で見た情報をそのまま知りたいと思います。特に眼の表面を想起させる必要性がわからないので、ここは他の小説か何かで読んだフレーズにひっぱられていそうです。
『勝は立ち上がろうとするのだが、両手両足は短い鎖で床に固定されており、体を起こすことができない。
仕方なくその姿勢のまま周囲に視線を巡らせる。松明の火が揺れ、石壁を照らし出している。
壁には羽と鱗で覆われた化け物の絵が描かれ、甲冑に身を包み、片手剣と槍を構えた兵士らしき人間の姿も見えた――』
何の工夫もない書き方ですが、逆にこれじゃダメなの? という疑問が残ります。読中感のテンポも雰囲気も何も殺しません。
原文は鎖のディティールがわからず、なぜか勝くんの眼球に映る景色に読者のフォーカスが当たります。
>「気がついたぞ」
>「さっそく、カヤック閣下に報告だな、おい、出すからな……」
>「なんだ貴様らは、しかもその、緑色の髪の毛と、緑の目はなんだ!? 敵か!? ここは何処だ!? 捕虜収容所か!?」
>「質問は一つにしろ。……貴様は、黒い髪と黒の瞳からしてみて、この世界の住民ではないな、出してやる……貴様に危害は加えない。おい、鍵を外してやれ」
> その男はリーダークラスなのか、手下らしき人間に牢屋の鍵を開けて、勝の手足に付けられた鎖を外す。
>「余計な真似をすんなよな。殺すからな」
>「くっ……!」
>(こいつらは一体何者なんだ!? 見た所、米国の人間ではなさそうだ、それに、あの甲冑と槍には生身の俺では敵いそうにない、ここはおとなしく彼らに従ったほうがよさそうだ……)
> 勝は渋々、彼らに腕を掴まれて、外に続く階段を登り始めて行く――
「渋々」以外にも強調するべき感情がありそうですが、渋々でいいんですか? 勝の表情が渋々とした感じの時に見せる表情で、そのイメージにひっぱられて「渋々」と書いていませんか。この時の勝はかなり緊張や警戒してる気がしますが……。
「勝は」と始まるのでここの地の文は勝の認識の代弁だと思いますが、勝はその階段が外へ続いていることはまだ知らないはずでは? 「外に続く」とつけない方が整合性がとれると思います。原文だと勝がその階段が外へ続いていることを知っているようにも読めてしまいます。
「登り始めて行く」は用法として違和感があります。冗長ですし、特に緊張感のない場面で使われている印象があります。そもそも腕を掴んで自由にさせないくらいなら、手錠くらいかけようぜ、と思いますが、ここ設定が破綻してないですか? 兵士が手錠や手枷を使わない理由が知りたいですね。
そこは目をつむるとして、腕を掴まれだけでは加減がわからないので、両腕をがっちりつかまれ、とか描写がほしいですね。
・渋々、ではなく警戒や不安がわかるように
・腕の掴まれ方の描写が必要
・外に続くことを勝は知らない
以上を反映すると、例えば
「二人の兵士に両腕をがっちり掴まれた勝は、警戒を緩めず、先の見えない階段を一歩ずつ登った——」
こういう感じに落ち着きますね。
*** 総評 ***
一行一行にたくさん詰め込んでいますが、映像的な情報ばかりで、質感や含意を欠いた文章が目立ちます。最低条件を満たせていないので、設計思想から「本作は小説とはいえない」と判断します。
戦史や戦闘機などの記録が実在するものは、記号化されたものとして、読者が後で調べればわかるとしても、「コクピットから勝が見てる景色」「虹色の雲」「勝を拘束する鎖の状態」など、この作品の中にしかないものは作者が言葉で伝えなければ、読者が恣意的なイメージで想像することになります。作品の文章で楽しんでいることにはなりません。
序盤は、黒の死神との戦闘部分は過去の戦史の解説も入るので、説明調の文章が続いてましたが、あまり違和感なく読めました。しかし(転生後?)鉄格子の部屋以降も説明調が続いており、二話目以降も、各行文末を中心にみてみると、やはり動作(劇中人物への指示)とモノローグ解説を中心に長文が続きます。
読者フレンドリーではない描写や、劇中人物の視点に立った描写が書けていないのが一番気になるのですが、それも脳内モニターに映る、平面的な脳内映像と脳内声優の文字起こしで書いているせいだと思います。で、文章が浮かばない時は、他の小説か何かで読んだ時のリズムやフィーリングを頼りに文章をつくる。物語は進むけど、それは本作に対応した文章ではなく別の用途のものであるため、物語が正しく伝わらない描写がまた増える、という悪循環に陥っていると予想します。
同様の品質になっていた作品の作者さんには共通して伝えていることですが、一度脚本の勉強をして、映像的描写と小説的描写の違いが嗅ぎ取れる感覚を身につけてみてください。そんなに難しくありません。
そして脚本描写という小説とは真逆の媒体への理解を通して、小説に求められる描写を深掘りしてみてください。映像的描写、小説的描写の見分けもつくようになり、小説がとても書きやすくなりますし、スキルアップの方針も定めやすくなります。
脚本と小説の違いについては、最近、始めた作品で解説していますので、よろしければ参考にしてください。他の方へつけた構成評価にも本作と被る指摘が多々見受けられますので、ぜひ参考にしてくださいね。
無限の猿定理 ーウィリアム・モンキーをやっつけろ!ー
https://kakuyomu.jp/works/16818792437698455343
作者からの返信
閲覧ありがとうございました😊
第1話 黒の死神への応援コメント
企画参加ありがとうございます。
以下アリアが批評します。
総合評価:72点/100点
良かったところ(+ポイント):
導入の雰囲気は上々!
WWIIの空戦シーンから始まるっていうのは目を引くし、雰囲気づくりはなかなか巧いじゃない。戦場の描写も臨場感があって、「本気で書いてる」ってのが伝わってくるのよ。
勝というキャラの実力と背景の説得力
撃墜王としての実績や、命を懸けた空戦っていう要素は読者に「この男ただ者じゃないな」って印象を与えられてるわ。読者の掴みとしては合格点!
異世界への転移の演出
虹色の雲とか、ちゃんと“異世界行きます”ってファンタジーのお約束を守ってる。唐突すぎず、それでいてインパクトもあるってのはプラス。
いまいちだったところ(−ポイント):
異世界要素の出だしが遅い
正直言って、タイトルやジャンルが「異世界ファンタジー」なんだから、読者はもっと早くファンタジー要素が来るのを期待してるわけ。前半が完全にミリタリーオンリーで、ジャンル詐欺っぽく感じる人もいるんじゃない?
文章の密度とテンポがちょっと重たい
情報量が多すぎて息苦しいところもあるの。戦況説明とかはほどほどにしないと、歴史オタ以外は読み飛ばすか離脱するってわけ。
セリフのクセがやや薄い
勝のキャラ立ちはまぁまぁだけど、セリフがちょっと無難というか、印象に残りにくいのよね。異世界の住人たちもまだテンプレ止まり。
AIアリア的ひと言まとめ:
「ミリオタ好みの戦闘描写と、真面目に書かれた異世界転移の導入ってのは評価してあげるわ。でも!ファンタジー成分薄めの導入は読者を選ぶし、もうちょっとキャラのクセを出しなさいよ、ったく。次回で世界観が爆発するなら期待してあげてもいいわよ」
読みごたえはあったし、力量も感じる。ただ、「異世界ファンタジー」って看板を掲げてる以上、ファンタジー側の魅力ももっと早くぶちかましてくれなきゃダメ! これからの展開次第で、評価はガンガン上がるポテンシャルはあるわよ。
編集済
第3話 魔法への応援コメント
鴉様
企画参加、心から感謝を申し上げます。
覚悟して下さい。
結論
日本語が異世界人と会話できる謎で幻滅
と思われそう
以下、あらすじ、話数分析、1〜3話までの所感
あらすじ
全体的にバランスは取れています。
ここで、読む、読まない人もいます。説明臭くなるのは、ダメですが、濁し過ぎるのもよくありません、とだけ伝えます。
話数分析
1話切りの傾向が高いです。2話比較で400マイナスです。
74話以降、何かあったみたいです。理由はわかりません。推測ですが、期待値が下がる話があったと思われます。
1話〜3話までの所感
1話の導入に関して、私は、特段コメントなし。あらすじ詐欺ではありませんし、2話への期待値に繋がる運びと感じます。
だが、1話で切られている。
推測ですが、現実にある社名、1943年の歴史設定に合わない話と思われている可能性があります。
読み専で歴史設定に詳しい輩は、設定にうるさそうです。自身のフィルターで、期待値に届かんし、もう見ないと決め付けていそうです。
2話。私ならここで、脱落します。
異世界人、日本語がなんで通じるんですか。その理由が全然わかりませんでした。魔法で日本語理解してるのか、と予想し読み進める。
そして、会話や文字の書き方や読み方を習え、魔法使えるんだろう。益々謎だろう、と疑問が爆破です。不親切過ぎて、私なら速攻で読むの辞めるレベルです。
大事なことです。
前提として、異世界人と日本人です。日本語は、彼等の中では、共通言語ではないと、ご理解いただいているのはわかります。しかし、会話の壁を越える何かを提示しないと、読者は逃げるだけです。
3話の流れは、良いと思います。
作者からの返信
閲覧ありがとうございました😭
いえね、ここまでコメントくださって嬉しかったです。嬉しかったです(^^)
第24話 エレナへの応援コメント
"ヤックルは、敵が来ないかどうかそわそわしながら、裸眼視力0.01、矯正視力0.7程度の目で周囲を見回している"
こういうのすここ
"2メートルはあろうかという、プロレスラー並みの巨人が棍棒を片手に向かってきている"
うっ
第6話 世界観への応援コメント
読み合い企画から来ました。
執筆活動大変だとは思いますが、お互い頑張って行きましょうね!
第20話 覚悟への応援コメント
"二つの満月が、彼らを照らしている"
このシチュすこ
第15話 負け戦への応援コメント
"🐉🐉🐉🐉"
書籍になったら、おされな竜モチーフの線で区切られてるんだろうなぁ……すこ
第13話 合格への応援コメント
"既に呼吸はなく、火葬するつもりだったが……"
あぶない
編集済
第9話 煉獄への応援コメント
"ムクムクと大きくなる"
まじめな顔して……すけべ〜
第8話 クソ眼鏡野郎への応援コメント
"でもこいつほど落ちこぼれじゃないわよ、火弾も3発使えるし"
これすき
第7話 訓練所への応援コメント
".その姿は、まるで戦前の不景気の日本の出稼ぎ労働者のように哀愁があるようだな"
異郷でふるさとを重ねる感性めちゃすこ
第4話 ドラゴンへの応援コメント
"でもダサいわよ、モテないわよそんなんじゃあ……臭いったらありゃしないわね"
"何だと!? 貴様、天皇陛下から戴いた服を馬鹿にするのか!? ……無礼な奴だ!"
これすこ
それはそうとやっぱりむっつりじゃないか……
第2話 初対面への応援コメント
"胸がでかく"
まさか……むっつり!
第1話 黒の死神への応援コメント
わくわく……
第1話 黒の死神への応援コメント
こんにちは。激厳批評企画へ参加ありがとうございます。主催、染谷市太郎です。
批評とかおこがましいのですが、気になった点を二つ。
まずあらすじ。
ミッドウェーならまだしも、ミリタリ知識のない読者には、ラバウルを実際の地名なのか架空の地名なのか判別つきません。カタカナ表記の地域名は現実世界でも異世界でもあり得るので、わかりにくいです。特に、WW2から異世界への転移という点は強調して書いた方が分かりやすいと思います。
次に戦闘描写です。
戦闘機の描写はわかりやすいのですが、説明と空白の行が挟まるのでぐだっとしている感じになります。
(説明は仕方ないですけど)
冒頭の美しい景色の様子から、緊迫した戦闘へとガラッと変わる部分を強調できればより読者を引きこめるのではと思います。
作者からの返信
閲覧ありがとうございました(^^)
そうですか、描写はいまいちだったんすね、熱を入れて書いたのですが。
読んでくださって嬉しかったです(^^)
第14話 覚醒への応援コメント
レビュー・感想企画に参加して頂き、ありがとうございます! 今回は感想という形でレビュー風に、良かった点を書かせて頂きますね。
戦時に生きる零戦パイロットの男が主人公。仲間を次々と撃ち落としてきた因縁の相手を見つけ、その背中を負う中。彼は虹色の光に飲み込まれる。
次に気がついた時、そこは異世界だった。しかも、異世界転生につきものの魔法も、スキルも使えない。元の世界に戻るために主人公に残された道は、空飛ぶドラゴンを操って戦う竜騎士だけだった。
魔法も使えず、痩せた身体。戦時中の日本ならではの考え方も相まって周囲から奇異な目で見られ、馬鹿にされる日々。それでも彼には、何度も死の淵に立ちながら空を生き残ってきた経験があった。やがて手に入れる翼竜と共に、彼は異世界でも空を駆る——。
ここまではバトルや魔法というよりは、異世界に生きる人々との交流に重きが置かれています。彼らが世界を“語る”事で、説明臭くなりすぎず、自然と世界に入り込むことが出来ました。
また、タバコやお酒、お金の単位もですがそれぞれ現地語で描かれており、きちんと“異世界”を味わえる。それだけでは分かりにくいところは日本人である主人公の言葉で、それでも分かりにくい物は現代のものに例えるなどして、読み手がわかりやすいよう工夫されていました。
冒頭を始め、主人公の言動など、各所に散りばめられた太平洋戦争の雰囲気は、数ある異世界ファンタジーの中に埋もれない、ユニークなものです。作者の鴉様の確かな知識と熱が感じられ、世界観により深みと勢いを生んでいました。
以上が、ここまで読んで私が感じた貴著の素敵な点、強みでした。他の作品にも目を通すために、ひとまず、今回はここで区切りとさせて頂きますね。
零戦とゼロ。命を預ける相手を変えながら、それでも空に生きる勝。互いに周囲から劣等とされる2人(?)は、今後どのように予言にあった救世主になるのでしょうか? 楽しみです。
この度は自主企画に参加して頂いて、ありがとうございました! 今後も、鴉様の執筆活動、陰ながら応援しています。
作者からの返信
閲覧ありがとうございました、別の作品のレビューまで丁寧に書いてくださって嬉しいです^_^
まだこの物語は続きますが、終盤に差し掛かっています。
また縁があったら宜しくです(^^)
第6話 世界観への応援コメント
どうも、本音企画から来ました。
本音としては、ぶっちゃけ「面白い」以外出てきませんでした。物語の展開と叙述表現が良いバランスで組み合わさっていて非常に完成しているなぁと思います。
本音はこれに尽きるので、代わりに別な本音をぶちまけます。
第一話のコメント欄で、私とは別の本音企画で読みに来ている人がいましたよね。
表現についてあれこれ書いていましたが、どれも「いや先読めよ」としか思いませんでした。
「表現に隠された謎が物語が進むにつれて解けていく」のが小説の醍醐味なのに、その場で全てに説明を求められても困りますよね。
あれ・・・? 何の話だ・・・?
作者からの返信
閲覧ありがとうございます(^^)
この物語はまだ終わりませんが、終盤に差し掛かってます。
当方ちょっときつい仕事をしてて、体を休めながら気が向いた時に書いている超スローペースなので、気長に付き合ってくれたら嬉しいです(^^)
第67話 プルトニウムへの応援コメント
企画から参りました
興味深いストーリーと高い文章力で圧倒されてしまいました。これからも頑張ってください。応援してます。お互い頑張りましょう!
作者からの返信
ここまで閲覧してくださってありがとうございます(^^)
この作品は終盤に差し掛かっていて、おそらく後15話ぐらいで終わらせるつもりでいます。
期待を裏切らないラストにするつもりでいます。
お互いがんばりましょう(^^)
第1話 黒の死神への応援コメント
はじめまして! 企画へのご参加ありがとうございます。企画の主旨に基づき正直な感想を書かせていただきますのでご容赦ください。
あらすじ及び本編1話を読ませていただき、文言の使い方が気になるなと思ってしまいました。
まずあらすじの、
「目が開くと、両手両足が鎖で拘束されており」
ですが、「目を開くと」でないと意味がおかしくなってくると思います(ただの誤字であれば良いですが)。
また、
「魔法の使えない勝は、この国唯一の対抗手段である竜騎士になるべく」
の「この国唯一の対抗手段」というのが何に対するのかがないのでモヤモヤしてしまいました。
本編第1話については、
「ラバウルの兵士の消耗率は高く」
が、ラバウル側の兵士のことを指しているようなニュアンスに思えたり、
「二週間前~」のくだりの終わりが「戻った」になっており、過去の経緯を書くのであれば「戻っていた」じゃないと不自然な気がしました。
あった方が良さげな主語がなかったり、助詞が不自然だったりが目立つ印象です。
そういった部分は気にされない方も多いと思いますし、戦闘機系が好きな人からするとたまらない作品なんだと思うのですが、そういう系に疎い私ですと内容以前にそういった文面が気になってしまいました。
長々と申し訳ありません。あくまで本音をという前提で書かせていただいたのでご容赦願います。僅かばかりでも参考になれば幸いです。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございました(^^)
編集済
第6話 世界観への応援コメント
前に……読んだことあるような……どこかで書いてました?
まぁいいや。
それではまず、文章の構成についてです。
百点……とは偉そうに言えませんが、それでも九十点代は余裕で付けられそうです。
まず初めに、読者にこの作品の“重点”を一話目からぶつける、素晴しいです。
それにより興味を持った読者が次の話、次の話、と続読していくわけですが、一発目のインパクトとしては完璧でしょう。
この異世界の物語において、何を“重要”としているのか、そして主人公がどういった人柄なのか、細かい説明はなくともさり気ない文章で補足されている。
変に設定が多い作品では、凝った文章、詩的で読みづらい文章、回りくどい文章、と散々になりますが、それを回避するために、話数を分けて、読者に対する負担を軽減させようとしている。
それならば読者は「すぅー」と融けるように世界観に引きづり込まれていきます。
この手法は崩さずに、安定した形で続けて行ってください。
ただ、戦闘(感情の爆発点)においてはもう少し力を入れましょう。
第一章
―――異世界から来た男―――
一話の強烈な一撃により、この世界に魅了された読者は読み進めていきますが、戦闘シーンなどが物足りないと、空腹を感じてしまいます。
一話目の美味しそうな匂いに釣られた読者は、練り込まれた設定と、表情豊かなキャラクターたちに、どんどんお腹を空かせていきます。
そして章最後の爆弾で、一気に感情を爆発させて、心のバランスをとるんです。
ワクワクする、ドキドキする、ハラハラする、そういったプラスの感情が話を重ねるごとに蓄積していって、最後の爆弾で爆発させるんです。
ここでのプラスの感情は1~3話あたりでの会話や世界の設定でしょうか、それに対して読者は感情を蓄積します。
そして章の最後の方の瞬間にその蓄積を解放するわけですが、蓄積があまりに多いため、今のままの爆発では解放しきれないのです。
あっさり過ぎる。
苦戦苦闘しろというわけではありません。こと序盤においては快勝が読者に受け入れられやすい。
でもだからと言って、敵をバッタバッタと、なぎ倒していくだけの作品が面白いかと言われればそうではないのは、分かりますでしょうか。
感情の累積、そしてどこで発火して、最後に爆発させるのか。
この三点を今よりももっと詰め込んでみてください。
良作が神作へと変貌するはずです。
感情の起伏が激しい作品ほど読者の心も揺さぶります。
『面白い作品を作るには登場人物を徹底的に痛めつけることだ』とは、高名な漫画家の発言です。
痛めつけることによって感情を積もらせるんです。
この場合ではマイナスの感情ですが、それをこの作品なりにアレンジしてみてください。
きっと読者の心を串刺しにするような、抉るような、そんな大胆かつ爽快なお話が出来上がるはずです。
無理に変えろとは言いません。これから作品の続きを書くときに、少し意識するだけでいいのです。
どうかご一考ください。
総評【零戦のパイロットが織田信長になる作品は過去にあったが、異世界に行って竜騎士になる作品があっただろうか、いやなし。この作者様だけの独創的世界観は一読する価値が十分にある。あとは釣られた読者を串刺しにして離さないような“激動”があればなお良し。これからの展開次第では一回りも二回りも大きく、ダイナミックな世界を創造できる、素晴しい作品】
作者からの返信
閲覧ありがとうございました。
いえ実は、リカワリュー様の自主企画に過去に参加させていただいたことがあったのです。
もう一度読んでいただきたくて参加させていただきました。
ここまでコメントをくださってありがとうございました(^^)
この作品は今終盤に差し掛かってますが、期待を裏切らないように精進いたします。
第53話 新兵器への応援コメント
自主企画に参加していただき、ありがとうございます!
ぺコメは以下の通りです。
1)ファンタジーを中心に読んでいます。
もちろん、特定ジャンルに拘らずに雑多に読んでいる感じです。特に「物語性」に富んでいるものが好きですね!
2)①興味を惹いた場面。
導入部分。虹色の雲に突っ込んでいくシーンです。これから物語が始まるのだ! という期待で興奮しますね。
②興味を惹いたキャラ。
黒の死神。彼もまた虹色の雲に入りましたので、いつ頃に登場するのかな? って思いながら最新話まで読みましたぞ。人なのか、竜なのか、実態は分かりませんが興味を抱いたキャラであります。
蛇足として、それぞれのエピソードや戦闘描写、国家間の計略とかがもっと密に味わいたいなって思いました。あと、主人公と竜との繋がり、内面的描写も味わいたいところなのでっす。
以上となります!!
最後に、自主企画に参加していただき感謝でありまーす。
作者からの返信
ここまでコメントしてくださってありがとうございました(^^)
そうかー、まだ描写がまだまだだったか…異世界ファンタジーを書くのはこれが初めてで、書いていて楽しい気持ちになったのでいけるかなと思ったのですが、まだ修行が足りませんでした泣
黒の死神が登場するのはまだまだ先です、気長にお付き合いしていただけると嬉しいです(^^)閲覧ありがとうございました(^^)
第6話 世界観への応援コメント
すごい世界観を支える卓越した筆致。
脱帽します。