あとがき(作者のこだわり)
本作の狙いは、文体を工夫して、寓話的ショートショートの寓話臭さを脱臭することです。
本作を書く上で、最も大きな影響を受けた作品は『ルバイヤート』の67番です(注1)。そのほか、ロジャー・ゼラズニイ「騎士が来た!」や、一部の漢詩(注2)、一般に出回っている黙示録の四騎士のイメージも参考にしました。
また、ページの下まで黒い(文字が多い)ながらも読みやすく、かつユーモラスな文体を目指して「ファファードアンドグレイマウザー」シリーズを意識しました。
注1 オマル・ハイヤーム『ルバイヤート』青空文庫
注2 李白「江上吟」、蘇東坡「中秋月」
営業にならないよう、書誌情報を省略しました。検索エンジンで元ネタにはたどり着けるとは思います。あしからずご了承下さい。
酒飲と死神 糸賀 太(いとが ふとし) @F_Itoga
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