テンポよく語られる殺しの日常。これはすごい!

殺しとは凄惨で残酷なモノというイメージであり、それは間違ってないと思っている。
でも彼女の殺しは日常と化していて、しかもそれがあまりに自然。徹底的かつあざやかな殺しの過程は見てて凄くワクワクするのだ。
物語もテンポよく進むので読んでて楽しいし、主人公が他人を見下す毒舌っぷりは特に気持ちいい。

この物語に出会ったあなたはラッキーだ。当たり前に死が漂う中で当たり前の日常を過ごす個性の塊のような「彼女」の世界は、普段の日常では絶対に味わえないだろう。

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