表現のオリジナリティとクオリティの高さに敬意を覚えます

主人公の一人称の語りの中で、まほろの人間性まであますところなく語られている点がすごいなと思います。

客観的な三人称寄りの描写と、小刻みに脈動し続けているような主人公の内面とを行きつ戻りつしながら語られる物語。美術室で過ごした二人の時間が、穏やかな基調音のようにストーリーの背景で静かに流れていますね。

とても美しい作品です。

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