「当たり前」を疑いながらも肯定する作者様の考え方に救われます

恥ずかしながら自他ともに認める社会不適合者の自分は、いわゆる「普通はそうでしょう」とか「当たり前なら」とかいうものと日々格闘していて、ついついそれらを否定しがちになってしまっています。

そんな中で目から鱗が落ちたというか、作者様はそんな「当たり前」や「普通」などを懐疑しながらも、それらを肯定することができていらっしゃるのです。

「できない」「わからない」と落ち込むのは簡単だけれど、そこからどうすれば前を向けるかを提示してくださっているように感じます。

自分との向き合い方がわからない自分にとって、これほどよき指南書はありません。

心が折れそうになったとき、いつでも手に取り出せるようにしておきたい名文です。